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【厳しいか?】ジャンプ新連載、累々戦記3話までのまとめ

①掲載作感想
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週刊少年ジャンプ2024年1号より連載が開始した累々戦記。少年漫画ではメジャーな題材である退魔モノとして始まった本作ですが、新連載にとっての節目となる3話目に到達したので、ここいらでアレコレ書きたいと思います。

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累々戦記ってどんな話??

そもそも累々戦記とはどういった話なのか、以下が公式が出しているあらすじとなります。

人の心の影に巣くう“累”。学校で巻き起こる怪しい現象に、転校生・涅森蒼葉と風紀委員・朝風弥宵が立ち向かう。圧倒的画力で描かれる、少年ジャンプ発、オカルトアクション!怪異の扉が今開かれる――!

引用:少年ジャンプ+より

漫画やアニメをよく触れている方からすると、このあらすじを読んだだけで「あぁ、xxxみたいなヤツね」とxxxに様々な作品が入ることかと思います。

導入でも書きましたが、少年漫画では退魔モノというのは勧善懲悪の構図を作りやすく、且つ競技モノや歴史モノのように背景知識が要るわけでもない非常に扱いやすい題材となっております。

今の連載陣でも呪術廻戦鵺の陰陽師は退魔モノです

ポピュラーな題材である以上、酸いも甘いも嚙み分けてきた読者の心を掴むには+αの部分が肝になってくるのですが、累々戦記に関してはその+αが弱いように思えます。

言い方を換えれば無味無臭になってしまっています。

呪術は先が読めない展開、鵺は濃ゆいキャラとラブコメ要素でアジが出せてるんですけどねぇ

ただこれで完結させてしまうとこの記事も無味無臭になってしまいますので、私が読んでいて気になっていた点について書こうと思います。

【気になった点1】“累”の出現条件がゆるい

累々戦記における退魔の“魔”にあたる存在が“累”というものです。

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)

このように人の負のマインドから生まれる存在ですが、割と些細なことでも人に憑りつきます。

例えばコチラ👇👇👇

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)

絵が上手く描けなかったり、生徒を叱れないだけでこのような化け物に付け込まれるので恐ろしいものです。この程度の事で湧いてしまうなら全人類漏れなく累の餌食では…?

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私もこの前洗濯物が雨に降られて凹んだので累に憑かれるかも、、、

【気になった点2】「戦記」というほど戦ってない

累々戦記と言うからには累と人間との鎬を削るような戦いの記録かと思えば、現状主人公がほぼノーダメで累たちをワンパンで沈めていきます。

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)

まあ1話の敵というのはチュートリアルみたいなモンなのでワンパンでも良いかもしれませんが、2話で出てきた累も道具の説明と共にあっけなく剥・滅されてしまいます。

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)
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戦いというより汚物は消毒だー!!になっています

この後に人間サイドが苦戦する話も出てくるのかもしれませんが、読者の興味を惹くには2,3話目でピンチになる展開持ってきても良かったかもしれません。

【気になった点3】何だかやり取りがBLぽい

気のせいかもしれませんが、男キャラ同士のやり取りがどことなく含みがあるように思えました。

膝枕されて第一声が「…いい香り…」な主人公の相棒👇

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)

表情がとろけてる♂たち👇

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)

癒し効果…?👇

出典:雨宮ケント『累々戦記』(集英社)

僕らの血盟という漫画を思い出しました

ジャンプでは基本的に養殖物のBLは流行らないので、果たしてこの試みはどうなるかと見守りたい所存です。

まとめ

色々書きましたが、3話のラストにサイズのデカい累との戦いが起きそうなフックを掛けていたので、4話で本格始動となるのかもしれません。

また巻末コメントでスタートダッシュでつまづいた旨を書いていたのでここから本領が見れるのかも…(詳しくはコチラ👇)

週刊少年ジャンプ2024年3号の巻末コメント

何にしても累々戦記の今後を末永く見守りたい次第です。

以上!ありがとうございました~

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