週刊少年ジャンプ2024年11号でアスミカケルが終了となりました。全32話
最終話1話前が同じく打ち切りになった暗号学園のいろはと同じく致死率99.9%と言われている「XXX(期間)後」だったので、終わりを察した方も多かったかと思います。
しかしまさかラスボスがスキンヘッド介護職黒翼タトゥーのオッサンになるとは…
出典:川田『アスミカケル』(集英社)※ラスボス参考資料
それではここから物語の集大成となる最後のコマ、打ち切りになった原因考察について書いていきます。
最後のコマ
こちらが物語の最後を飾るコマです。
出典:川田『アスミカケル』(集英社)
兄貴との戦いはこれからだ!といったところでしょうか。この「戦わずにはいられない」は1話冒頭にも出てきたフレーズですね。
出典:川田『アスミカケル』(集英社)
戦わずにはいられなくても連載が……
それではここから打ち切りの原因について考えていきます。
打ち切り原因① 前作と同じジャンルであったこと
前作がヒットした作者であっても、次回作で同じジャンルを連載した場合の成功率はかなり低いです。
今回で言えば、火ノ丸相撲が前作にあたりますね。
理由はざっくり言ってしまうと、前作を知る読者からすると新鮮味が無いからだと思います。
前作からファンになった読者いたとしても、次回作でも同じようなものが読みたいワケではなく、むしろ前作とは違うアプローチに期待しているケースが多いです。この失敗例として黒バス→ロボレザが挙げられます。
スケダン→ウィッチウォッチくらい期間が離れてれば別ですが…
打ち切り原因② キャラに華がない
とにかくモサいおっさんとイカツイ女性キャラが多すぎました。
まあ格闘漫画としては標準的かもしれませんが、今のジャンプでファンを獲得するには媚びるとはいかなくとも、もう少しビジュアルに華があったほうが良い気がしました。
出典:川田『アスミカケル』(集英社)せめて主人公の親友ポジくらいはイケメンに描いても罰は当たらないだろうに…
火ノ丸相撲くらい「アツさ」に振り切れてれば、それはそれで華があるんですけどね
まとめ
さて簡単に振り返ってみましたが、いかがでだったしょうか。
火ノ丸相撲と同じく、競技に対する造詣が深く試合展開も面白かったのですが、火ノ丸から少しテイストをズラそうとして失敗してしまった印象です。
それにしても最終話掲載号の巻末コメントがとても悲哀に満ちたものでしたが(下記リンク参照)、川田先生は大丈夫なんでしょうか。
火ノ丸相撲連載開始時点で30代前半だと思われるので今で恐らく40代前半、週刊連載復帰はあるのかどうか。。。
それでは今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
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