毎週「面白かった作品」を3つ選ばせる週刊少年ジャンプのアンケートですが、週刊少年ジャンプ2024年42号では、すこし変則的な項目が追加されていました。
なんじゃコレぇ!?
好きな作品3つ
以下は電子版のアンケートフォームです👇
好きな作品を選ばせる項目が追加されており、要するに推し作品を書いてねということなんだと思います。
確かに「面白い」と「応援する」は似て非なるものですね
各作品の潜在的ファンを探る意図でもあるのかもしれません
後述しますが、紙版のジャンプではアンケートはがきに稀に面白い作品以外の項目があったりするのですが、電子版では見なかったので(私の電子版歴が短いだけかもですが)珍しいのかな。
これが定着するかはまだ分かりませんが、ジャンプの投票制度も推し活の側面が強いなと最近は特に感じていたので、「人気」をより正確に反映させる為には理にかなってそうです。
紙版のジャンプの怖い項目
私は電子版派でもあり紙版派でもあるのですが、紙版アンケートでは変則項目がたまにスッと入れられることがあります。(あとはよく分からん質問責めがあったりもします)
最も印象的なのがつまらなくなった作品を3つ選ぶというものです。
さながらジャンプ版の陶片追放といったシステム。
1年半に1回あるか無いかって感じかな?取り敢えず忘れた頃に追加されてます。
読者としても投票するのに気が引けるというか何なら少し怖いですが、面白かった作品を選ばせるだけでは見えてこない、発展性が無くなりつつある作品を炙り出すにはこれくらいキッパリとやる方がいいのかもしれません。
最初からつまらないと感じる作品に入れちゃダメなのかな
まとめ
今回採り上げた「好きな作品3つ選ぶ」というものですが、必須項目であり、めんどくさいという意見も見かけました。
特定作のファンではなく、評価軸が面白い=好きな読者はただ2回記入するだけですもんね
私としては「くっ、この作品は応援したいけど面白かった作品を選ぶとしたらコッチだ…すまないっ……!」みたいなことがほぼ毎週あるので有難いのですが、まあ確かに毎週コレがあったらめんどくさい。
それでは今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
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2代前の瓶子編集長時代(2011~17年)の頃にも「今読んでる作品全てにチェックを入れて下さい」という形式をとっていた時期があって読者に真に読まれてる作品を細かく分析しにかかってたことがあったので、アンケートも編集長の裁量で多少の仕様変更を加えることが認められているようです。
齊藤編集長も中野前編集長と比べると瓶子さんに近いシビアでストイックな考え方の持ち主なのでアンケートに力を入れたいのかもしれません。
コメントありがとうございます。
そういえば「今読んでる作品全てにチェックを入れて下さい」なんてありましたね。今思うとなかなかに恐ろしい…
ジャンプラはしょちゅう変則的なアンケート行ってますがこの辺は中路編集長と籾山編集長が色んな面から人気の程度をうかがってるのかもしれません
今まで良かったと思った人がわざわざつまらなくなったと判断するには結構な熱量が必要でしょうし
編集部もただ単に「つまらない作品」でアンケ入れる層がいるだろうというのは勘定に入れてそうですよね
ストレートにつまらない作品を聞いたら角がたちそうですし
代替案として好きアンケと面白アンケの推移で「つまらなくなった」を判断できるようにしたいのかも…
コメントありがとうございます。
急につまらくなった作品教えてと言われたらタジる人いそうですもんね…ジャンプのアンケート重視主義を知っている人なら尚更
好きな作品はざっくり言えば「今回は面白い3作に入れていないけど、応援してる作品教えてね」ってことなのかなと感じました
仕事で調査設計することがあるのですが、意図としてはマーケティング戦略に活用するのかなと思いました。
面白い作品より好きな作品のほうが長期にわたって推し活的にグッズなどにお金をかける傾向があるので、好かれてる作品✕回答者の属性でメディアミックスなどへの一つの判断材料になりそうな項目だなという印象です。
コメントありがとうございます。
仰るような推し活ビジネスに直結するであろう各作品の求心力や愛嬌のようなものを見ようとしているようにも思えました。
あとはSNS見てると「この作品が好きだからアンケート毎週固定1位」というのをよく見るので、面白いと好きをわけて本来のアンケートの意図に近づけようとしたのかもしれません。
このへんも新体制にともなう刷新の1つかもしれませんね