ご覧いただきありがとうございます。
以前コメントで「ジャンプラ新連載の所感記事もあってもいいのでは」というご提案があったので、ここでは2025年1月新連載の陽光ヲ待ツ、星交O者、セイレーンは君に歌わない、サネカの嫁入りの管理人なりの所感について書いてきます。
ただ先にお断りしておくと、ジャンプラ作品は数が多いこともあり、割と途中で切りがちです。
というか多分全体の3.4割くらいしか継続して読んでない。
チェンソー2部やダンダダンも断念しちゃったなあ
そういった事情もあるので、「今後も読み続けるか」という閲覧継続意志も絡めて所感を書いていこうと思います。
陽光ヲ待ツ
まずは1番手、木曜更新の陽光ヲ待ツ
記事投稿時点で3話まで消化。
戦時中を舞台に陶器で武器を作ることになった少女の話という、垢抜けた作品の多いジャンプラの中にあってかなり硬派な本作。
コメントを見ているとこういった作風を「丁寧」として捉えて好意的に受け止める声を見かけるものの、それが連載継続に至るほどのPVと票を獲得できるかと言われると疑問符が付きます。
同じく寂びのある作風のごぜほたるも似たような声を多く見ましたが、結果打ち切られたからなあ…
舞台設定的にごぜほたるよりもファンタジー要素を入れにくそうですが、どう読者の目を引いていくのか
ただ個人的には3話最後の陶器制作を続けるために悪魔の兵器である地雷作りに取り掛かるという引きは、今後の展開が不穏な方向へ進むことを暗示する演出としてとても秀逸だと感じました。
出典:ななせ悠『陽光ヲ待ツ』(集英社)
主人公の子が闇堕ちするくらいにはエグい展開が待ってそうですね
そんなことで続きが気になるので閲覧は継続しますが、続きが気になる作品なだけにPVの方が少し心配です👇(3話配信日の23時頃のランキング)
うまいこと一定数の読者を掴めればいいんですが…
星交O者
続いて2番手、日曜更新の星交O者
記事投稿時点で2話まで消化。
陽光ヲ待ツがジャンプラらしくないのに対し、こちらはサムネやタイトルの奇抜さからしてTHE ジャンプラな作品といったところでしょうか。
そしてこの手のジャンプラ作の例に漏れず読みづらい
この読みづらいというのが切ってしまう1番の原因なんですが、読まない限りは所感も書けないのでじっくりと読みました。
結果、何が本作を読みづらくしているか考えましたが、絵のタッチ、過去と現在の繋ぎ目が曖昧、オクト(♀)の1人称が俺&よおた(♂)の制服が女性モノぽいデザインetc.一般的な認識からズラしたような描写で情報整理で手が止まるあたりかなと感じます。
出典:一ノへ『星交O者』(集英社)
流れ星の説明もどこか頭に入りにくいような……
出典:一ノへ『星交O者』(集英社)
お話に関しては…メチャクチャなるたるという作品と既視感があるような、そんな感じです。
閲覧継続については、やはり様々な要因で読みづらいというのが痛く2話までで断念かなと思います。
セイレーンは君に歌わない
3番手、月曜更新のセイレーンは君に歌わない
記事投稿で2話まで消化。
ヒロインが愛する人を食べたくなってしまう性を持ちながらのラブコメです
急展開ジャンキーと言わんばかりにド肝を抜かせようとするのが昨今のジャンプ+であり、それに則れば1話からヒロインが好きな男の子を食してしまう凄惨なコマが飛んできそうですが、いい意味で予想を裏切る純愛ラブコメでした。
最近のジャンプラで恋愛やろうとすると、過激派AVもビックリな爆弾埋め込まれたりするので純愛路線が心に沁みます
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
話が深層に引き込まれそうなのでセイレーンに戻しますが、ヒロインが恋愛成就のための自主性があるのがいいですね。
茨の道を選ぶキャラというのは応援したくなります。
出典:猗笠怜司『セイレーンは君に歌わない』(集英社)
「一体私、これからどうなっちゃうの〜!?!?!?」系ヒロインじゃなくて良かった
まあまだ投稿時点では2話なので、お決まりの恋敵登場や保安官路線のアレコレもまだであり、役者が揃ってからの展開に期待でしょうか。
閲覧継続については、2話時点では普通に楽しめてるので、3話以降も読もうかと思います。
サネカの嫁入り
4番手、火曜更新のサネカの嫁入り
記事投稿時点で1話消化。
ロマンティックキラー、僕と仁義無きおじさんの百世先生が帰ってきました
前作がボーイミーツボーイ(ヤクザ)という1風変わった作風だったのに対し、今回はセイレーンよろしく真っ当なボーイミーツガールを仕掛けてきました。
最近のジャンプラで男女を出会わせると……
もうラプタの話はやめときます
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
1話では順当に主要2人を掘り下げつつ導入を済ませたといった感じでしたが、個人的には前作が長くはない連載期間ながらもハートフルストーリーとしてかなり出来の良い作品だと感じたので、再び人と人(神だけど)が出会った以上、その路線には大いに期待している次第です。
仁義無きおじさんの最終回メッチャ好きです
ということで、前作からの期待もあり、2話以降も閲覧継続予定です。
新連載の中では一番期待してるかも
まとめ
以上、ジャンプラ2025年1月の新連載についてでした。
各作品についてざっくりまとめると
陽光ヲ待ツ…閲覧継続(けどPVとか不安)
星交O者…閲覧断念
セイレーンは君に歌わない…閲覧継続
サネカの嫁入り…閲覧継続(4作の中では一番期待)
といった感じです。
ここから話数を重ねて何作読み続けてるか
それでは今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
COMMENTS
ジャンプラ 、打ち切りだとしても「最終回」の告知はもう少し分かりやすくやってほしいなあ…と思います
コイン目当てで大体の人が1〜3話くらいは読んでると思うので、途中断念してもその物語のラストくらいは見てみたい
…なんてのは流石にワガママかもしれませんが
知らぬ間に終わってるパターンめちゃ多い
それで連載一覧から消えちゃうから読めないまま過去作入り&最終回有料化へ…
タイトル思い出せないけど初期の展開は覚えてて
どうなったかは知りたいけど膨大な過去作から探す気はあまりないっていう
最後を知らない漫画が多すぎる
シバタリアンとか
コメントありがとうございます。
打ち切り近い作品だと「最終回まで後XX話!!」みたいに煽り文で書いてくれてはいますが、それも開いて最後のページまで見ないと分からないですからね
自分もそんな感じで知らぬ間にドランクバレット終わってたみたいな事になりました。読んでみたら凄まじいダイジェストENDだった…
内容が良くても戦争が絡んでるってだけで読者は避けるだろうから陽光ヲ待ツの閲覧数の推移は予想通り
コメントありがとうございます。
どうしたところで第一印象での勝負になるジャンプラだと、パッと見で泥臭いというか華が無いというか…ルックスで勝負で後れをとってしまった感は否めないですね
ラプタの爪痕がデカすぎるw
にしてもジャンプもジャンプラもなんでバトルものやらないんだろ
ジャンプに今求められてるのバトルでしょ
コメントありがとうございます。
ラプタは親父死ぬところくらいまでは画力的にもお話的にも凄い連載始まったと一人で盛り上がってました。それ以降は若干コレジャナイ感ある方向にお話が進んだものの、自分は応援はしていましたが、例の爆弾展開でコメントが荒れてしまうのはまあ納得。というか最新話で一気に巻きに入ったような…
本誌のしのびやイチが待望のバトルと言えばバトルですが、かなりコメディ寄りなところが歯がゆいですね
ラプタ本拠地入りとあと3話くらいで終わりそうな巻き展開になりましたね
POSもよろしくなかったみたいなのでPVあってもダメだったタイプなのかも
黒子さん、ナヴィガトリアが巻きすぎて変な方向に行ったので良かったら是非
コメントありがとうございます。
急にラストダンジョンにルーラしたかのような展開にビックリしました。
黒子さんは元から読んでなくて、ナヴィガトリアはキャラデザと画風が合わなくて断念しましたが、ラプタとその2作が2月の新連載と交代になるんですかね
陽光ヲ待ツ、自分は好きなのですがやっぱり閲覧数的に厳しいですかね、、、
内容も興味深いので場所を変えてでも掲載してほしいです。(個人的に青年向け媒体の方が向いてるのかなあと思ってます)
コメントありがとうございます。
ジャンプラの打ち切り基準はよく分からないことが多いので、何とも言えないところではありますが、下がぐびちび(終了済)ヘタリア猫田となると大丈夫かとなります
隔週連載に入る前に良い引きはできたとは思うのですがね…
多分打ち切りラインは10〜5万PV(ただコイツは売り上げで完全に覆せる)
POS200位以下は危険水域。POS300位以下は覚悟した方が良さそう
終わったのはだいたいどっちかクリア済み
コメントありがとうございます。
なるほど…たまにランキング中位くらいでも打ち切られりしてましたが、それらはセールスの悪さが一線を超えてしまってるワケですね
にしてもwebで無料で見れるのに単行本を金出して買う読者なんて作品によほど求心力がない限りかなり絞られてきそうなモンですが…厳しい世界だ
ダンダダンとチェを切ってたの意外だなぁ
個人的にはエクおととMADが好きなんですけどとうまさんは読んでますか?
コメントありがとうございます。
よくある声かもしれませんが、チェンソー1部は毎週楽しみに読んでたんですがね……2部も落下の悪魔くらいまでは読んでたんですが協会があーだこーだあたりでいつの間にか読まなくなってました。
ダンダダンは生々しい下ネタと画風が合わなくて生殖できない宇宙人があーだこーだで止まりました。
まあ自分がジャンプラに求めるのが話題作ではなく、針やバイオやドクやほったらかし飯といった「そういう作品」なので継続して読んでる作品は奇妙なラインナップになってます。
エクソシストは読んでます(これは純粋に楽しめる作品として)。MADは1話が100ページくらいあって、途中まで読んで残りは後で読もうと思ったら、結局そのまま読まずにフェードアウトした気がします。