カグラバチの掲載順ダウンの理由を考える【打ち切り？】

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ。

連載開始より海外を中心に大きな反響を呼び、単行本は2巻リリース時点で20万部を突破。

本記事投稿時点でやっている楽座市編も絶好調…になると予想していたのですが、どうにも掲載順が上がるどころか下がってしまっています。

過去の記事で楽座市編のアンケートが反映されたら掲載順上がると書いてしまった手前、私の沽券のためにも頑張ってほしいのですが……

こればかりは個人がアレコレ言ってもどうにもならないので置いておくとして、本記事では直近の掲載状況と展開を振り返って掲載順ダウンの理由を自分なりに考えていきたいと思います。

直近（18～26号）の掲載順から見る

論より証拠ということで直近（18～26号）の下から数えた掲載順を見ていきましょう👇

掲載号	18号	19号	20号	21号	22 23号	24号	25号	26号
カグラ	8	11	5	5	10	14	3	3

ここで補足したいのが、7～9週前のアンケートが掲載順に反映されると仮定した場合

となります。

双城戦反映で良い位置に置かれるのは「せやろなぁ」と言った感じです。

しかし、下から3番目である26号の掲載順が反映された部分はまさに楽座市に乗り込むところであり、双城戦の反映を全て消化しきって、楽座市編が本格的に反映で得票率が下がった説はやはり濃いように思えます。

そう考えると26号の展開結構巻いていたような…？真相は如何に

出典：外薗健『カグラバチ』（集英社）

原因考察①　需要があるのはやはり刀+金魚？

最初に感じたのがコレです。

出典：外薗健『カグラバチ』（集英社）

人というものは「意外性のある組み合わせ」というものに関心を示しやすい生き物です。

ヒット商品で言えば塩キャラメルとか柚子胡椒とかああいうのです。

カグラバチも刀×金魚でこのマリアージュ戦略を採用しているのですが、楽座市編には淵天が手元にない関係上、作品の根本にあるこの個性や漫画映えする描写が抑えられてしまってるのかなと思いました。

言ってしまえば楽座市編については割とよく見る剣撃アクション（＋妖術）漫画になってしまってる気がします。

というわけで外部的な要因について👇

原因考察②　競合相手の存在

カグラバチが誌面内で避けては通れない相手、それがSAKAMOTO DAYSです。

引用：少年ジャンプ公式サイト

このサカモト、作品独自のスタイリッシュ且つ外連味溢れるアクションを毎週提供し、バトルというジャンルで高い参入障壁を築いています。

カグラバチも双城のキャラや先述の組み合わせ要素で＋αの部分でサカモトの参入障壁に破れないほどの個性出せていたと思います。

しかしこれまた先述のように楽座市編だと個性が出し切れず、言うところのサカモトに「アンケートが吸われる」状態になってるのかなと感じました。

まとめ

以上、カグラバチの掲載順についてでした。

あれやこれや書きましたが、冒頭でも述べたように楽座市編で絶対掲載順上がる！と思っていたので原因を絞り出してみましたがまあ確たる原因は分からない。

最序盤は連載のペースに慣れてないのか、どこか展開や描写がぎこちなかったですが、それを今更引きずってるとは思えないし…うーん

打ち切りかどうかの話になると、６～７月の改編はまず問題なし。

1周年はここが勝負になりますが個人的予想ではアストロ、ネクロ、さいくるのどれか最低１つは落ちてくると考えてるので（有力なのはさいくる）周年は越せる可能性が高いと踏んでます。

やっぱり周年を越した後が勝負ですかね、その時どんな新連載がいるか分かりませんが。

その辺考えるとジャンルの競合者はサカモトですが、掲載順レースにおいては境遇が似ている鵺の陰陽師がライバルになりそうですね。

引用：少年ジャンプ公式サイト

それでは今回はここまで！