週刊少年ジャンプで2024年12号より連載開始したDear Anemone
以前の記事の続き的な内容になるのですが、5話目にしてついに「1話につき1善生」が崩れてしまいました。
前回の記事はコチラ👇
4話で良いキャラしてたラーテルも退場に…
何言ってるか分からない方も多いと思うので詳しく書いていきます。
主人公の思い人、善生
主人公の鉢植は、1年前にガラパゴス諸島の調査に向かい未だ行方不明の善生を探すため、本諸島に赴きます。
そんな善生がどんな人物かというと……
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)
う~ん何というか、モッサいというか華が無いというか……
独特のセリフも相俟って妙味を出しています。
少年漫画だからもう少し華のあるキャラデザにしてもバチは当たらないとは思うのですが…
いっそ主人公の幼馴染みの女の子とかでも良かったかもしれません
そんな善生くんですが、主人公がガラパゴス諸島に直接探しに行くほどには見込まれた漢であり、1~4話までは回想に毎回登場していました。
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)
このように一貫して博識の善人として思い出されているのですが、読者視点だと毎週出てくるパツパツ学ランアフロにジワってしまいます。
某所では「回想アフロ善生ヨシッ!」と現場猫のテンションで見守る読者も。
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)個人的には生物愛を語るこのコマが目とセリフがガンギマってて好きです。
そんなことで私も善生が贈る毎週のささやかな笑いを楽しみにしていたのですが、5話にして善生の霊圧が消えてしまいました
しかし霊圧が消えた良キャラは善生だけではない…!
一発屋にするには勿体なかったラーテルくん
4話にて主人公たちの前に立ち塞がったラーテルの進化体
主人公が話しかけるや否や、即殴り飛ばし俺が求めてんのは「会話」じゃねぇと言いつつもメチャクチャ口が回ることで某所では密かに人気を集めていたとのこと。
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)
確かにこのまま掘り下げがあればネット上で人気になる素質はあったと思うのですが、残念ながら八つ裂きにされ1話で退場
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)
というか上のコマだと顔のパーツバラバラにされてるのに、下のコマだと原型留めているのですが……作画ミス???
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)余談ですがラーテルを八つ裂きにしたこの人が、ずん○もんにしか見えないのですが、枝豆の進化した姿でしょうか
少しバイオレンスになったのだ!
善生とラーテルを欠いてもまだ良いキャラが
さて、善生が持続性(?)を失いラーテルが散り、魅力的キャラを欠いた第5話。
しかしよく読むと中々香ばしいキャラがいました。
この皆月さんです👇
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)
この手の漫画では一人はいる自己の生存のために合理的判断を下す人物です。
上の画像だと中々凄みを感じる表情をしてますが、実はこの人まだ何の活躍もしてない。
5話時点でこの人が作中で何があったかというと、棘皮動物の化け物に引きずり込まれてそれを主人公に助けてもらっただけ
出典:松井琳『Dear Anemone』(集英社)
つまり自分では怪物は倒していないどころか、主人公に命を助けられた身分。
それでいて合理的強キャラ感出してるこの人の心境がよく分からないのですが…
「な、なぁアイツが戦ってるうちに逃げちまおうよ!」ってゲス顔で言う臆病キャラのほうが合ってたような…
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