作品を大量に終わらせるのに、新連載が月2.3本しか入ってこない状態が長く続くジャンププラス

は、半人前も終わっちまった……(でも打ち切りではないのかな?)
目に見えて掲載作が減ったことから「本誌だけでなくジャンプラも景気悪いのか…?」と勘繰ってしまうそうな状況ですが、今年も残りわずかのタイミングで景気の良いニュースが入り、ジャンプラもようやくアツくなってきそうなので以下ではそれについて👇
過去最高本数の連載!!?
2025/11/30、中路編集長が興味深いポストを投稿していました👇
ここで目を引くのが、過去最高本数の連載という言葉
最近の終了作品数と新連載投入数が不釣り合いな状況の少し前(2025年2月~4月)は、普通に月5.6本投新連載入してただけに、過去最高本数なんて言われるとそれ以上の新連載投入が来るのかと否が応でも期待が高まります。
さながら大干ばつ後の恵みの雨といったところ

なんかもう10本まとめて投入とか6本×3か月連続とか期待してしまいますが、ポストを見るに「今回決まった連載をお届けできるのはまだ先」ということで、新連載の大群お披露目はまだまだお預けな模様。
しかし既に公表された2025年12月の新連載も、人によってはかなりアツいことになっています👇
12月のラインナップ、アツい
上の項で挙げたポストの翌日発表された12月の新連載たち。
このラインナップ、本誌を長く読んでる打ち切り愛好家ならアツさを感じ取れる編成かなと思います。

まず注目すべきは、左端の羽鳥と古田の非日常茶飯事という作品。作者は野々上大二郎先生。
実は紛れもない本誌出身者であり、本誌時代に無刀ブラック(2013年)と最後の西遊記(2019年)を連載していました。


2作とも「仕方ないタイプの短期打ち切り」です
もう1つ注目すべきは、右から2番目の春雷卓球という作品。作者はデビザコで有名な平方昌宏先生。
こちらも本誌出身者であり、本誌時代には新米婦警キルコさん(2012~3年)とベストブルー(2015年)を連載。


両作とも短期打ち切りですが、キルコさんは一部のカルト的人気がありました
作者さんがXで「10年ぶりにスポーツもの描きます」と言ってましたが、これはベストブルーのことを指してるワケですね。

ベストブルーは水泳漫画です
ちなみに平方先生がキルコさんを連載してた時、野々上先生はアシスタントをやってたそうで作家間の繋がりもあるようです。アツい
このように2.3昔前に本誌で振るわなかった作家たちがジャンプラで連載開始することに心が躍りますが、10月に開始した伴天連怪談の三木有先生も本誌で改造人間ロギイ(2015年)を連載していた本誌出身者であり、2010年代中期の作家の同窓会状態にはますます胸がアツくなります。

画風も作風も変わりすぎて最初気づきませんでした

しかしまだまだ朗報は終わらない…
ただの新連載じゃねぇぞ……
ワクワク情報が盛りだくさんのジャンプラですが、個人的に最もワクワクが止まらないのが、どうやらドリトライの雲母坂先生がジャンプラで連載を開始するという情報です。
詳細は以下リンクの記事を見ていただきたいのですが、取り急ぎ要点だけまとめると2026年2~3月を目途にファンタジー漫画の連載を開始する模様。

心の強さでもう一丁!
もちろん記事投稿時点では予告絵も出ておらず、何もかも未知数。いやぁどんなるんやろな…
最後に余談ですが雲母坂先生も上の項で挙げた野々上先生が最後の西遊記を連載してた時にアシスタントをしていました。
スゲーな作家間の横の繋がり。

COMMENTS
平方先生絵柄変わりましたね。
雲母坂先生のド級の新連載が楽しみです!
コメントありがとうございます。
今回はキルコやデビザコとはまた違った雰囲気を感じるのでお披露目が楽しみです
でもやっぱり気になるのは雲母坂先生のド級の新連載ですね!
まぁジャンプ+の問題は今となれば打ち切りの判断の速さと言えるクラスになってきてるレベルなのに入れまくるという判断が正しいかは置いといて楽しみではありますね
コメントありがとうございます。
新連載は多ければ多いほどいいですからね。怖いくらいバッサバサ打ち切りまくってたからその分入れてほしいところです
バイオアビスみたいなのを載せていた時期よりかはマシになっていると信じたい。
コメントありがとうございます。
個人的にはバビス的作品は日常に彩りを与えてくれる栄養素としてほしいですが、逆に言えばバビスくらいまで吹っ切れてない作品ならご遠慮願いたいですね
新規連載、平方先生楽しみです。
正直、ジャンプラも切るときはバッサリ行くんで(いくら目に見えて良いコメントで盛り上がっていて、コアなファンがついてても閲覧数でジャッジするのがなぁ……と悲しくなりつつ)元本誌組とはいえと言ったところもありますよね。
てか、インディーズ連載どうにかならないですかねえ……下に沈んでしまうのは仕方ないとはいえ酷いのは本当に酷いので、編集部もう少し噛んでくれ!って思います。
あれって如何に漫画家を安く使えるかの実験枠だよね
あのレベルが載れるならまじめにやるのが馬鹿らしくなるんじゃね?って思える作品もあるし
そもそもコミックス出さない前提のプロ扱いしてない奴らにヤル気で頑張れってある種のやりがい搾取だろ
コメントありがとうございます。
ジャンプラは本誌とはまた違ったシビアさを感じますよね。本誌は言っちゃえば「一定数の購読者にとって3番目以内に入る面白さ」を維持できれば単行本売れなくてもあまり問題視されませんが、プラスの作品はPVでのジャッジに加えスマホて無料で読めるのに単行本買わせなきゃ切られるワケですから
インディーズは自分の中では品行方正でまともなのが出てくるか、どんでもない劇物作品が出てくるかのロシアンたこ焼き的な楽しみ方になってますね。編集部がほぼ介在しないだけに作家の「素」が見れて面白いです
三木先生マジで気づきませんでした…。
たしか17歳で月例の準入選とって、そのまま本誌掲載で界隈で話題になったのはよく覚えてます。
ロギイも読切読んだときは、すげえなあ…と感心したものです。
コメントありがとうございます。
ロギイがもう10年も前な作品なだけにこの変化には驚きです。ペンネーム変えたら気づく人いないんじゃないでしょうか
春雷卓球の立ち位置がピングポングの最初のビジュアル(立ち位置)でめちゃくちゃ笑いました。最近outが多くて悲しんでたんですがジャンプ+増えてくれて良かったです。
コメントありがとうございます。
言われてみれば似てますね。最近はジャンプラというサービスそのものが打ち切りになるんじゃないかってくらいOUTさせまくってたからどうなることかと思ってたので大量INには安心です
ナイプリJK勇者が本誌で討死した以上「ウェブで人気」系作品は当面プラス送りかと思いますが、「デジタルネイティブ」の含みの部分が新連載にどう表れてくるのか期待しています
勝手に勇者を殺すな
そうですね…
JK勇者は死なないわ
私が守るから
でも実際JK勇者のキャラってVっぽくてかわいいんだよね、魔王とゲーム実況みたいな話やって欲しい。作中にぺこーらみたいなキャラでないかなー。
JK勇者って学校でJKやりながら、魔王不在枠狙ってくるやつとか
変な異種族とかドッタンバッタンするのかと思ったら
2話は取ってつけたようなピンチ、3話は家の中での身内の話と
世界がシュン…って狭くなっちゃって、暗いし微妙なんよなあ
なんか引きこもりカップルだよね。休日もふたりで家でゴロゴロしてそうなイメージあるわ。勇者がアリアハンから外に出なかったら話がはじまんねぇだろ。
コメントありがとうございます。
J,JKはまだ死んでないですから……試し読みPVは死にましたが。野々上先生や平方先生はウェブのほうが向いてそうです
以前は比較的長い目で見ていたジャンプラですが、ここ最近の打ち切りラッシュは不信感を覚えるレベルでした。
果たして2026年はどんな方針になるのか…ともあれ、本誌で打ち切られた作家さん達が続々とジャンプラに復帰は嬉しいですね。
特に雲母坂先生の新連載が楽しみです!
コメントありがとうございます。
ここ最近の打ち切りラッシュはちょっと異常に映りましたよね。本誌みたいに終了と同数の新連載が入ってくるルールが無いからどんどん掲載作が減ってくから「これ大丈夫?」となりました
なんだかんだ言っても直近の目玉は雲母坂先生の新連載ということになりそうです
ジャンプラ現編集長の中路氏は元々集英社入社から10年以上ジャンプ本誌に在籍していた方で瓶子政権から中野政権に移行したタイミングでジャンプラ異動になりました。本誌ではぬら孫、ソーマ、ゆらぎ荘が中路氏の立ち上げです。
野々上先生、平方先生、三木先生は瓶子政権時代にデビューされた方々なのでその頃から中路氏と面識があったか目をかけていたのでしょうね。
ジャンプラは連載ページや掲載ペース、休載の融通が利くために若手作家の連載希望がかなり増えていると聞きます。ジャンプラはSQと並んで本誌や週刊ペースが合わない作家の受け皿としてうまく機能していますね。
破格の原稿料を提示されてもなお本誌を敬遠する作家がこんなに増えるとは10年前は予想もしてませんでした。
こういうとこもジャンプ本誌の人材難の原因の一つではあると思います。ジャンプ本誌の優位性や旨味が少なくなってしまった。オールドルーキーが投入されてるあたり相当なものです。
本誌が活気のない分ジャンプラにはしっかりと盛り上げてもらえたらと思います。本誌ではできないような大量inで新陳代謝のいいジャンプラが正直羨ましいです。
コメントありがとうございます。
自分も本誌かジャンプラのどちらかで連載する権利貰えたら迷わずジャンプラに行きますね。地獄と言われる単行本作業を理由に休めますし、1話ごとのページ数もそれなりに融通が利くんだろうから本誌みたいに1話19ページの縛りでネーム考えなくていいんでしょうし……
まあどちらも激務に変りないんでしょうが、それでも何かあって休まざるを得ない場合の各工程への影響や負担はweb内だけで完結するジャンプラより本誌のほうがずっと大きいから簡単に休めないだけに、雑誌での週間連載が現代の労働体質に合ってなさすぎて人が来ないのではと思えてきます。
漫画に対して「意欲的な作品」という言い方はもはや誉め言葉なのか分からない玉虫色の表現な気もしますが、括られてる伴天連怪談は割といい感じなので期待していいのかな?
そして卓球はここでならやっていけるのか。キルコさんもデビザコもキャラでウケてたイメージなのでどうなることか…。
コメントありがとうございます
「意欲的な作品」と「気を衒った作品」は紙一重でしょうしね
世間的な評価としねは、長期連載になれば前者になるし打ち切りになれば後者になる気がします
卓球はデビザコでジャンプラの顧客は掴んでそうですし、かなり有利な状態でスタートできるのでは?と感じます。
大量新連載+経験者多め、は昔のサンデーの大失敗思い出すわ
まあこのサイト的にはそれも面白いかもしれないけど
今のジャンプ、ジャンプラのアニメ事情を見ているとデビザコはもう2年始まるのが遅ければアニメ化出来てたんじゃないだろうか…
ジャンプ本誌ですら売れない打ち切り漫画でも1年ちょい続けばアニメ化なんて末期だしな
キルアオが最終巻の帯にも発行部数すら発表されなかったのは流石にえぇ…ってなりましたね
怪獣8号が終わってしばらくファンタジーバトル漫画きてないから雲母坂先生の作品は楽しみ
ジャンプラって本誌とは少し違う味の作品が多いからあまり好みの作品が無いからド級のアクションファンタジー期待してるぜ
人によってはかなりアツい
↑この人によってが結構にニッチなんじゃ…
どうにも廃品回収してリサイクルしてる感じが否めないですね。