最近ジャンプを読んでいて
展開めっちゃ引っ張るな~
と感じる方も多いのではないでしょうか。
ワンピースはベガパンクのメッセージが数話に渡って放送され、呪術はわんこそば方式で宿儺の体力を少しずつ削る展開が続き、夜桜もアニメ終了に合わせて展開速度を調節してる節があるetc.
誌面はまさに展開引っ張り時代と言わんばかりですが、そんな中SAKAMOTO DAYSはかなり巻いて、というか今やってる内容を打ち切るかのようなスピード展開を見せました。
以下で該当箇所について触れていきます。
世紀の殺し屋展編、突然終了
該当の話というのが第168話、『閉館』
もうタイトルからして締める気満々です
前回の話で篁さんを前に各派閥万事休すかと思われたその時、スラーに篁さんの人格が宿りオリジナルを斬り捨てます。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
色んな意味で絶望的&衝撃的な状況の中、サカモトたちはどうするか…!ということで始まる『閉館』
なんかシンが普通にサカモトたち抱えて脱出したようです。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
そもそもシンはハルマと相撲して立てない程のダメージ負ってたハズですが…
別の階でいざこざに発展していた周と大佛たちについてもシンから口頭で結果が語られ回収完了。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
この2人、大佛の勘違いから中々にシリアスなムードになっていたのですが、👆の描写見るに単なるドタバタのように描かれていて何だか違和感を感じます。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
そんなかんなで各派閥色々ありながらも世紀の殺し屋展これにて閉館!
え??マジでどうしたサカモトデイズ
もともとライブ感を楽しむ気の強い作品でしたが、今回は打ち切りかの如く話がまとめられて次の編に移行しようとしており、何かと困惑してしまいます。
しかもコレ巻頭でやった話なんですよね…
気になる世紀の殺し屋展編の色々な謎
このように突然閉館した世紀の殺し屋展編ですが、色々と気になることを残して終わったので以下に3つだけピックアップ👇
①楽VS南雲がどうやって決着ついたか
これすごい気になっているのですが、スラー一派侵入直後の楽と南雲の戦いってどう決着ついたんだろうというお話。
最後の方の描写見るに南雲が押されており、最終的には勝ったのは分かるんですが、あの状態からどうやって巻き返したのか気になるところ。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
この辺は読者の想像にお任せということなのでしょうか。
個人的に1.2を争う名勝負だったのでメッチャ気になる
楽がやっぱり途中で力尽きたとかなのかな
②周と神々廻はどうやって折り合いをつけたのか
神々廻から周の父親である四ツ村さんは自分が殺したと告げられ、共闘しながらもフクザツなことになってましたが、結局これどうなったんだろうという話。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
先述のようにこの戦局はコメディのような描写の回想で締められ、特にわだかまりを解消するような描写はなかったのですが…
③鹿島の行方
世紀の殺し屋展編の周辺キャラについてですが、どうなったのか考えてみたところ
真冬&虎丸…152話での発言的に多分逃げた
両断された篁&楽&ハルマ…多分追々語られる。もしくは本当に死んだ
麻樹会長…よく分からんけど多分普通に生きててサカモトたち追うことになる
etc.
大体描写やこれから語られるで理解できるのですが、鹿島は一体どこに行ったのか。
当初目的のスラーの二重人格どうにかすることは達成どころか寧ろ悪化しているので改めてスラー側に戻ったとは考えにくく、とはいえ宮バアの店に集まる面々の中にも姿は無し。
出典:鈴木裕斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)
まさかアパート(死刑囚のピアノ線使い)と同じく猿空間送りに…?
なぜこんなにも巻いたのか
ここまで見てきて当初予定より駆け足で1つの編を締めたの確かなのですが、何故アニメ化も決まり打ち切りとは更に無縁な存在になったにも関わらずこのような展開になったのでしょうか。その理由は…
結論、イマイチよく分からない。
アニメ化が決まり、それに伴い原作を当初構想より伸ばさざるを得なくなる例は枚挙に暇がない、というか鬼滅の刃や暗殺教室など一部を除けば殆どの人気作品が通る道です。
最近だとマッシュルなんかは相当無理矢理に引き延ばしていました
ですが今回のサカモトのようにこの問題とは真逆に一気に展開巻く例は知る限りありません。
まるでアニメが無事終了し、連載から解放される作品のようなスピード感…
ということで何かご存知の方やこの説だ有力だ!というものをお持ちの方は是非コメントを…
それでは今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
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