記事投稿時点2026/06/30、つまり2026年も半分が終わろうとしています。

早いですね~
ところで漫画にしてもその他創作にしても嗜んだらそれで終わりにならない、心に残るという体験。
いかにも名言らしいものや、名作と呼ばれる物の一場面だから心に残るというワケではなく、制作サイドも特別意図があるわけでもない、何でもないような一節こそ後々見返して己の中に効いてくる何かを感じ取れるものです。

「どう感じているのか自分でも言い得も知れないことに輪郭を与えられた体験」
そういう体験のことを言うのかもしれません
前置きが長くなりましたが、本記事では2026年上半期ジャンプで真っ当な意味でもネタ的な意味でも心に残り、ふと思い立った時に読み返したくなりそうなシーンをTOP5方式で書いていきます。
5位 隣の小副川より 習得した魔法
まずは5位、隣の小副川最終回より、習得した魔法
ラスボスを退け、いずれ訪れるであろう再戦に向けてさてどうしようかというところに魔法習得の前兆が。
戦いに役立つような魔法を…とはならず、小副川が選んだ魔法は風船を取る魔法でした。
出典:鍋ヒデアキ『隣の小副川』(集英社)

なんだこの心が温まるオチは
1話から掲げられてる「自分がどうにか出来る不幸があるなら何とかしたい」という小副川のスタンスに対するとてもキレイなアンサーとなりました。
出典:鍋ヒデアキ『隣の小副川』(集英社)
本作は短期打ち切り特有の呼吸をするようにツッコミどころ量産ムーブは無く、純粋に刺さる要素もバンダナメスガキちゃん以外は無かったので印象の薄い作品になりそうでしたが、最後の最後にこの読後感の良さで心に残った作品です。
読後感の良かった打ち切り漫画ランキングを作ったら1位に小副川…とは流石にならず破壊神マグちゃんあたりですが、2位を争う作品にはなれそうです。

他に思いつかないしもう小副川が2位でいいかな
4位 魔男のイチより 時操最期の言葉
4位は魔男のイチ幽霊船編の結末より、時操最期の言葉
出典:原作:西修 作画:宇佐崎しろ『魔男のイチ』(集英社)
ここは記事冒頭で書いたような何でもない1シーンというよりは、シンプルに名シーンの部類だったんじゃないでしょうか。
この章だけで先述の小副川の連載期間より長いので詳細は控えますが、バクガミ編も含め「魔男のイチは感動する作品」と属性づける出力はあったと思います。

西先生すごいぜ
序盤のサメと着飾り対決してる時は、まさかこんなウェットな展開をバンバンお出しする漫画になるとは思わなかったよなあ…
出典:原作:西修 作画:宇佐崎しろ『魔男のイチ』(集英社)

感動するお話も好物なので非常に有難い栄養素です
3位 UNDER DOCTORより 不健康
3位はUNDER DOCTORで最強の殺し屋、マクセルと戦っている際にお披露目したハイジのドーピングモード、その名も不健康
出典:谷本今日『UNDER DOCTOR』(集英社)

普通に「不健康」と読ませるならそこまで面白くはないんですが、変にヨコ文字振られているのが良いアジ出してます
このシーンが何かと印象的ですが、前後の描写も心に跡を残さんとしてきます。
不健康になる為には自らのツボを突く必要があり、チワさんに「アレ」を用意させるフリがあったのですが、「アレ」が何かというとただの全身鏡でした。
出典:谷本今日『UNDER DOCTOR』(集英社)

ビル内で戦ってんだし、用意させなくてもその辺の鏡面素材で見れるのでは…?
いざ不健康になってから繰り出された、速すぎて見えない初撃の描写まで含めて深く心に刻まれた一幕でした。
出典:谷本今日『UNDER DOCTOR』(集英社)

ウィトルウィウスの人体図を彷彿させます

2位 カグラバチより 瓜田先生の妖術
第2位はカグラバチに登場する寿司職人であり副業刀匠、瓜田すば流氏による「俺の妖術は 増える」です。
出典:外薗健『カグラバチ』(集英社)
カグラバチと言えばコピペが一種の愛嬌みたいになってますが、これはその伝統芸の極致を征くシーンだったと思います。

いっそ心置きなくコピペをするためにこの能力を付与したのではと思えてきます
DBの天津飯が使う四身の拳より一匹多いうえに、スペックも落ちないようなので冷静に考えると結構な強能力ですが、やはり絵ヅラのおかしさが勝りますね。
そして分身した回の最後のコマもすば流5人衆が搔っ攫ってからの、シュールなカットを最後に長期休載に突入。ここまでで1セットです。
出典:外薗健『カグラバチ』(集英社)

最後のコマはコピペじゃないのがまた面白い
1位 ひまてん!より プリケツ
2026年上半期、最も印象に残ったのはひまてんのプリケツです。
他の記事でも何度も採り上げているので、「またプリケツか🍑」となる方もいるかもしれませんが、それだけ心に訴えかけるものがあるカットでした。
出典:小野元暉『ひまてん!』(集英社)
このプリケツのページだけ何度も見返してるので前後の展開を忘れてしまいそうですが、シリアスなシーンではあるんですよね。殿一も自省の念を込めて最低だと言ってますし。

マジかよ殿一最低だな、妖怪バスター村上全巻売ってきます
2位のすば流影分身も含め、最早公式によるコラ画像と呼ぶべき代物です。
そんなひまてんも上半期終了を前にして連載終了
プリケツ以外にも話題に事欠かない作品だっただけに、下半期からは過去の作品となってしまうと考えると少々寂しさも覚えます。
まとめ
以上、上半期総決算でした。

忘れなければ下半期verもアップする予定です
4位と5位は真っ当なものでしたが、1位~3位は完全にネタ的意味での心の残り方であり、「まあやっぱこういう場面の方が印象には残るよね」となります。
2026年後半戦はどんな出会いがあるのか楽しみです。
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!











COMMENTS
印象に残らないだの地味だのと散々言われた小副川だが、こうして誰かの心に爪痕を残したなら誌面に存在した意義はあったんだろうな
それはそれとして、このタイミングで繰り出してくるからにはオチはひまりのケツなんだろうというのは途中で予想がついた
ケツまで晒したのに勝てなかったと考えると不憫なヒロインだ
思い悩んだ末のひまけつは多分一生忘れないと思うw