【新記録】さいくるびより、令和最速で掲載順最下位に – 大人の事情と読むジャンプ
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【新記録】さいくるびより、令和最速で掲載順最下位に

①掲載作感想
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週刊少年ジャンプで2024年24号より連載開始したさいくるびより

投稿時点(2024年31号発売)で8話までが掲載され、まだまだフレッシュな時期ですが、この話数にして令和ジャンプ界に新たな記録を打ち立てることに

8話にして掲載順が最下位となりました。

※妖怪バスター村上は巻末固定なので除く

令和に入ってからも9話で最下位という作品は何作かあったものの、8話で最下位は初であり、ほのぼのした作風とは対照的に凄まじいスピード感です。

いたよなぁ、普段ノホホンとしてるのに50m走メッチャ速いヤツ

あんな感じです

以下で令和の作品たちと比較して、いかにこの記録が圧倒的か見ていきます。

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そもそもの掲載順ルールについて

本題に入る前にジャンプにおける掲載順ルールについて少し触れます。

アンケートや諸々の事情を加味した人気順というのは多くの方が知っていると思いますが、新連載の場合は直ぐに誌面の序列に反映されるワケではありません。

年度によって変わりはあるように思えますが、2023年度~投稿時点までの新連載の動向を観察すると第8話を境に掲載順ルールに基づく配置がされているように見られます。

第1話巻頭、2話で4番目、3~7話は無難な位置というのがよく見られる流れです

以上の仮定を踏まえると、さいくるびよりは掲載順ルールが反映された瞬間に最下位であり、現行のルールのままでは超えようのない速度です。

それでは本題である令和の強豪たちとの比較をしていきます👇

①令和の代表作 ドリトライ

まずは近年最も有名な短期連載であろうドリトライと比較。

『ドリトライ』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
『ドリトライ』|戦前日本、貧しいながらに暮らす家族がいた。し...

さいくるびよりが最下位となった8話から5話分の下から数えた掲載順を見ていきます👇

話数8話9話10話11話12話
ドリトライ422
※読み切りは生き残りレースとは無関係なので除く最下位は赤文字

即最下位に落ちて「心が強ぇ敵なのか…!?」と色々吹っ切れた煽り文が入った印象がありますが、あれは9話目であり、8話時点では下に3作いることが分かります。

出典:雲母坂盾『ドリトライ』(集英社)

ただそれ以降は下から1~3番目を行き来し、19話で終了。

心の強さで8話では持ちこたえても、その後生き残るのはやはり厳しかったようです。

さいくるびよりの運命はいかに

②最速話数記録 タイムパラドクスゴーストライター

お次は話数での最速記録ホルダー(全14話)であり、令和最大の問題作と名高いタイムパラドクスゴーストライター

『タイムパラドクスゴーストライター』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
『タイムパラドクスゴーストライター』|曇天の空に、冷たい雨が...

こちらも8話から5話分の下から数えた掲載順を見ていきます👇

話数8話9話10話11話12話
タイパラ8431
※読み切りは生き残りレースとは無関係なので除く最下位は赤文字

この作品、序盤から暫くは主人公の言い訳や自己弁護をひたすら聞かされ続け、読んでて非常にシンドい漫画として有名ですが、意外にも最下位になったのは11話から。

この頃は9話目から掲載順補正が切れたフシがありますが、それでも最下位になるの2週要しています

ちなみに上述のように本作は令和最速の14話で終了となりましたが、話数記録もさいくるびよりが塗り替えられるかについてですが、恐らくそれは出来ないと思います。

基本的に打ち切りになる場合、新連載と入れ替わりで終了となるのですが仮にさいくるびよりが最短である2024年秋の新連載と入れ替わりで終了になるとしても、それまでに要する話数は16~18話ほど

連載始まったタイミングも大事です

③同期 極東ネクロマンス

最後はさいくるびよりと同期である極東ネクロマンス

『極東ネクロマンス』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
『極東ネクロマンス』|家族思いの少年・宇埜薫の眼に、ある日突...

こちらも掲載順の話題では何かとホットな作品です。下から数えた掲載順👇

話数8話9話10話11話12話
極東212
※読み切りとルリドラゴンは生き残りレースとは無関係なので除く最下位は赤文字

8話で下から2番目ですが、本作の惜しいところは極東8話掲載号で打ち切りとなったDear Anemoneクッションになってしまっていること。

これが無ければ極東ネクロマンスが令和最速最下位の座を欲しいままにしていたことと思いますが、これに関してはさいくるびよりにタイミングの妙が働いたと言えます。

最後に勝敗を分かつのは「運」なのです

まとめ

以上、ウサイン・ボルト級の最速記録更新についてでした。

このさいくるびよりの記録を超えるには新連載補正が切れる話数が繰り上げにでもならない限り不可能であり、タイガーウッズのようなルールにも及ぼしかねない圧倒的実績です。

昭和の作品ですが、メタルKという作品が2話にして掲載順最下位をマークしたという話を聞いたことがあるので、令和にもそういった事象が起きれば記録を塗り替えられるかもしれません。

それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!

COMMENTS

  1. 匿名 より:

    さいくるびよりのドベは予想してた人が多かったですがまさか8話でw
    1巻切りだったバディストライクと同じ話数でのドベとなるとヒロアカ円満などで変則的な改編になる今期に突然突き抜けてしまう可能性もあるかと思います
    ちょうど編集長も変わりましたから尚更危ない

    • とうま とうま より:

      コメントありがとうございます。
      秋の新連載投入を例年より早めるようなことがあれば確かに派手に散りそうですね
      記事ではタイパラの話数記録を塗り替えそうにないと書きましたが果たして、、、

  2. みるみる より:

    さいくるびよりはノホホンぶりと絵も好きなのですがかなり厳しそうですね。

    • とうま とうま より:

      コメントありがとうございます。
      私もノホホンぶりは割と好きなのですが、ノホホンするなりに展開に山や谷を作るなりしないとやはり厳しいですね

  3. F より:

    さいくるびよりの掲載順が低迷の原因

    ①内容詐欺

    サイクの力でお悩み解決と書いてますが、3話までの時点でそういった描写は無し。これについてお悩み解決という描写すら無く、ただほのぼの展開に至る点については疑問視したくなる。

    ②母親が意識不明の病を患っているにも関わらずシェアハウス展開

    超能力で解決出来るやんと思ったのですが、何故サイクハウスに住み着くのかが理解出来ない。お悩み解決という点に成立してない。

    ③とにかく登場人物の紹介が長い

    特に3話から登場人物の紹介をするんですが、目茶苦茶長い。

    下手すればタイムパラドックスを超えるクソ漫画になる可能性がありますね。僅か13話で完結する可能性も。

    • とうま とうま より:

      コメントありがとうございます。
      サイクの力でお悩み解決!と書いてあったからスケットダンス的な話の進め方になると思いきや内輪でひたすらほのぼのするだけなんですよね…
      母の病気に関しては8話でようやく触れられましたが、残り話数でほのぼのしながら解消されていくのかな
      登場人物の紹介だけで1話丸々終始するのがいけないと思います。(読心サイクの女性とか、分身サイクの女の子とかの回)
      紹介と並行してそれこそお悩み解決とかして進めないと、話が平坦で厳しそうです

  4. ぱん より:

    今週からのさいくるは巻末固定掲載になったから、別に最下位になったわけではないはず
    むしろ優遇枠に入ったのでは?

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