週刊少年ジャンプで連載中のDear Anemone
本誌をご覧の方はご存知かと思いますが、2024年4月時点で最も打ち切りを懸念されているのがこの作品と言えるでしょう。
しかしこれはまだ変わり得る未来の話なので、あまりとやかくは語りません。(👆の記事ではメッチャ語ってます)
ここでは既に起きているこの作品の懸念点について書いていきます。
「あれ?もう読み終わった」
本記事の投稿時点(2024年21号発売)で10話までを消化したDear Anemoneですが、お手元にジャンプがある方は今一度この第10話を読んで頂きたいのです。
いかがでしたでしょうか?
あれ??もう読み終わっちゃった…
と感じた方もいるかと思います。
これは何も面白くてすぐ読み終わってしまったということだけでなく、単純にページ数が他の作品よりも少ないのです。
週刊少年ジャンプの1話あたりのページ数は基本的に19ページとなっていますが、この10話に関しては13ページとなっております。
少ないっ…!
誌面の構成として、作品19ページ+宣伝1ページの計20ページで次の作品に移ることが多く、10話のDear Anemoneは13ページ+宣伝7ページで計20ページで次の累々戦記とバトンタッチしているのでパッと見て減ページだと気付かなかったページサーチャーの読者もいたのかもしれません。
そんな読み方をする人が果たしているのか
実はこれ以前にも……
さて、約3割減のページ数で本誌に掲載されることとなった第10話。
改めて読んでみて、第10話以前の話を読んだ時の微かな違和感が蘇った方もいるかもしれません。
実は2024年16号掲載の第5話も15ページで減ページでした。
これも夜桜との間は20ページだからぱっと見は分かりにくいですね👇
減ページといえばやはり看板作品である僕のヒーローアカデミアですが、初連載の若手作家が序盤から減ページにせざるを得なくなる状況は、少なくともここ数年ではないケースです。
描き込み凄いけどその分筆が追いついてないようです
Dear Anemoneは未だ2回目のセンターカラーがありませんが、単純な人気とは別にそもそもカラーページを描くほど執筆状況に余裕がないのは間違いありません。
単行本のリリースも遅れてる??
既に起きている懸念点について書くと冒頭で述べましたが、ここで少し先の話を。
週刊少年ジャンプの公式サイトでは2か月先の単行本発売予定を見ることができます。
この単行本発売情報から打ち切りになる作品を割り出す残酷な命の計算を行う人もいますが、それはまた別の話として、2024年6月の予定を見てみましょう👇
黄色で囲ったように、Dear Anemoneの同期である超巡!超常先輩はいますがDear Anemoneの姿がありません。
2巻以降で同期の中でもスケジュールがズレていくことはありますが(直近だと魔々勇々2巻とツーオンアイス2巻は4月発売だけどカグラバチ2巻は5月発売)、1巻目からスケジュールがズレるのはこれもまたあまりないケースです。
減ページがあるとはいえ減った分は計10ページ分。
単行本オマケetc.で取り繕える減り幅ではあるものの発売は来月に見送り…
単行本作業も遅れが出ていると考えられます
タイミングが悪いと累々戦記のように単行本発売前に連載が終了してしまいそうですが、Dear Anemoneの運命は如何に。
まとめ
以上が誌面から伺えるDear Anemoneの懸念点でした。
作者の松井琳先生は元々僕のヒーローアカデミアのアススタントをされており、謂われるところの堀越耕平先生の弟子にあたります。
画力の高さや描き込みは確実に受け継がれていますが、何も原稿が追い付かないところまでも受け継がなくても…
本記事ではDear Anemoneを軸にして書きましたが、私が言いたいことは「減ページ探しも面白いよ!」ということです。
さすがに楽しみ方がニッチすぎて、掲載順や巻末コメント以上に友人との会話が盛り上がることはないですが、休載と違い事前にページ数が減ることを発表されることはないので、見つけるためには完全自力になります。
多くの人は見過ごしてしまうであろうモノを自らの力で見つけ出した時の喜び。
何の得もありませんが茶柱がたった時のように小さな幸せを見つけた気分になれます
言わば減ページは四つ葉のクローバーなのです🍀
自分でも何かいてるか分からなくなってきたので今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
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