「大人の事情と読むジャンプ」をご覧頂きありがとうございます。
このサイト、こんな名前をしていながら最近は普通に作品の感想と考察やらがメインになり、当初構想とは少し違う形となりました。
ぶっちゃけキャッチーな名前思いついたら名前だけ変えようかと思ってる
しかしこの度、週刊少年ジャンプ編集長が変更になり、人事異動というある意味最高に「大人の事情」なイベントがありましたので、詳細と私なりの次体制への期待などについて書いていきます。
編集長が中野博之氏から齊藤優氏へ
2017年6月よりジャンプ編集長を務めた中野博之氏から齊藤優氏へと編集長が交代となりました。
どういう人たち?
という方も多いと思うので、担当した作品になぞらえて書くと
中野氏:BLEACH,NARUTO,トリコ等を担当した編集者 ➡ 齊藤氏:ニセコイ,黒バス,ぼく勉等を担当した編集者
といったところです。
平成の看板編集者➡2010年代前半~半ばのヒット作編集者、って感じでしょうか
齊藤氏に関しては長谷川智広先生のルポ漫画を読まれる方は実は馴染みがあるのですが、福田氏と共によく出て来るこの人です👇
振り返れば中野体制は、前体制の最後に放たれた新連載6つ投入(ドクスト,ぼく勉,etc.)を引き継いでからの鬼滅,ハイキュー,約ネバ,アクタ,チェンソーetc.で黄金期とも言える充実さを見せた後に、それらの終了と前後して出現したサムライ8,魔女守,タイパラ,血盟の怪作たち…
かなり陰と陽が激しい時代でしたね。
鬼滅やハイキューとほぼ入れ替わりでタイパラや血盟始まった時は何事かと思ったで…
そしてある意味ここからが本題で、体制が変われば掲載システムもマイナーチェンジが行われるもの。
しかし現段階では齊藤体制だからこうなる!というのは分からないので、以下でこうなったら良いなあという期待の面で書いていきます👇
新体制に期待すること① 誌面の新陳代謝向上
昔語りはあまり好かれないのは承知ですが、二昔前くらいは10話代前半の話数で打ち切りや単行本全1巻というのはそれほど珍しいことではありませんでした。
ついこの間始まった連載が気付いたらメチャクチャ巻いていて、誌面の最後尾で「ご愛読ありがとうございました!!」の文字を添えて散っていく…
この頃のスピード感に戻ってほしいなあと思っています。
今は2クールは生存する傾向が見受けられますね
ただ多くの人が思っているであろう「弾が無いのでは」問題。
このへんは編集部側も10代限定の漫画賞や社会人限定の漫画賞などかなり人材確保に力を入れているので、これらが功を成すことを祈りましょう。
そして本サイト事ではありますが、打ち切り原因考察のカテゴリーの閲覧数は他と比べて文字通りケタ違いに高いので、打ち切りのペースを早めてくれればこのサイトもどんどん大きくなって、、、
この話はこのへんで打ち切りましょう
新体制に期待すること② 新連載大量投入?
期待というか予想というか予感ですが、新連載大量投入がもしやあるのかと、あれば面白いことになりそうなので期待しています。
一応理由としては秋の改編での終了候補がかなり混戦しておりそれらの作品との大量入替と、新体制初の本格的な改編で景気づけにとかその辺です。
それこそ先で少し触れたように、中野体制になる直前で新連載6つ投入があったり、2016年~2017年始めまではかなり誌面の代謝を促進させてるフシがあった点も予感を強めています。
どうなるかねぇ
まとめ
以上、新体制についてでした。
掲載順についてもマイナーチェンジが行われる可能性はあるので、自分なりに傾向を掴めたらそれも記事にしようと思います。
それでは今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
COMMENTS
中野体制は結構不作だった印象。特に2022年組と2023年組で順調そうなのがあかね噺しかないというのが。
2023年組次第では、2009年後半から2011年前半以来の不作年になりそう。
コメントありがとうございます。
ルリドラゴンが早々に沈んだだけに2022年はあかねだけという寂しい年でしたね。編集的には一ノ瀬をどうにかプッシュしたかったかもしれませんが…
2009年後半から2011年前半は後のヒロアカとハイキューが生まれたと考えれば遅さ咲きながらも実りはあったのかなと思うので、2022年組でダメだったギンリューや人造あたりも後々成功してほしいです
前のコメントの方が仰ってる2010年前後は売れてる作品がドベの方までぎっしり詰まってたのに対して今の連載陣はアンケとれても売れない中堅が多数滞留してるのも暗黒期と一部で言われてる原因なのだと思います
自分もそろそろ4〜6作ドカッと新連載入れてほしいですし、2連弾とか小規模改編では実績者でない限り対外的アピールとして弱いと感じます。
自分はウィッチ逃げ若世代の4連弾がきっかけでジャンプ購読を再開しました。
コメントありがとうございます。
2010年前後は中堅でも1000万部は刷ってましたからね、例えばぬら孫とか。
その頃の感覚だと特に何も思いませんでしたが、アンケも売上も絶好調のサカモトやアオハコでも現状450~500万と考えると時代は変われど売れてたんだなあと。
ウィッチ逃げ若世代の4連弾は燃えましたね。特に逃げ若が画力大幅アップしたうえに1話から期待感が凄かったの覚えてます。
プロテクトが硬すぎて代謝が機能しないというのはちょくちょく言われてますね
(予定が詰まっているという意味では喜ばしいはず)
あの頃と違って電子版も普及しただろうし増ページして掲載枠を増やす期待をこめても良さそう
コメントありがとうございます。
あとは単純に志望者の絶対数が減ってるんでしょうね…記事でも触れましたが、最近の色んな層への漫画賞開設を見てると尚更感じます。
あまり早く打ち切りにするとアシスタント代の分で作者が赤字になりかねないらしいので、最近の二巻分は打ち切られない傾向は作者保護の観点もあるのかも
コメントありがとうございます。
結構昔の情報ですが、10話打ち切りだと確実に赤字みたいなことは聞いたことあります
でも最近の賞開設とかの積極さをみると一番の要因は人材不足なのかなあと思います。