週刊少年ジャンプ2026年45号にて魔男のイチが2周年を迎えました。

ハウェーヤー!
ということで記念すべき2周年目にあたる本編の感想…は「今回もアンケ取れそうな内容だな」くらいに留めておき、本記事で触れたいのは本編と共に掲載された西先生としろ先生の対談ページ

作品の裏事情やメタいことが好きなこのサイトにおいては、この手の制作サイドのアレコレを知れる機会は非常に美味しいモノであり、現に見どころも沢山あったので以下は対談を読んでの感想となります👇
路線変更されていた
語りたいことの8割はここに集約されているのですが、「連載が始まってから印象に残ってることは?」に対する西先生のコメント

少々濁したような言い回しになってますが、要するに序盤のテイストから路線変更が試みられていたようです。
ここで言われている「読者にマッチする方向に進んでいった」のが具体的にどの辺の話数を指しているかというと、2巻終盤ということなので恐らく15.16話あたり
出典:原作:西修 作画:宇佐崎しろ『魔男のイチ』(集英社)
展開としてはトゲアイスとのキノコの魔法狩り対決の最中に反世界の魔法が現れて、大規模なバトルになるところです。
出典:原作:西修 作画:宇佐崎しろ『魔男のイチ』(集英社)

やっぱりこの辺りで路線変更に踏み切ってたのか~
ってなりましたよね。
路線変更前の氷鮫の着飾り対決やヤンチャなキノコを狩ってた頃と、その後のバクガミ編や時操編を比べると作中のテンションが明らかに違いますし、大いに腑に落ちるところでした。
結局キノコの魔法狩りはどこか有耶無耶で終わりましたが、もし制作サイドが読者にマッチする方向に進んでなかったら反世界の乱入も無く、もっとじっくりと描写していたのかな…?
出典:原作:西修 作画:宇佐崎しろ『魔男のイチ』(集英社)

路線変更して大正解だったと思います
実際、この試みが行われる前のお話を反映したと思しき頃の掲載順は、下層になる号もそれなりに見受けられ、2025年6・7号に関しては18番目にまで下ったりと2周年時点での上空飛行ぷりからすると考えられないほどには安定はしていませんでした。
今なんて閑話休題のコメディ回を挟んでも全く掲載順落ちる気配無いのに…


とはいえ本作は序盤から絶好調の証である10話代で2度目の巻頭を獲得しており、路線変更前も普通に好評ではあったのだと思います。
ただ西先生の言葉から想像を膨らませるに、「このままだと刺激不足で票が維持出来ないかもしれないから早め早めに手を打った」ってことなんですかね。

この手の話は呪術が当初構想より早く虎杖死なせた件を思い出させます
そしてついでに語られた「BLEACHを参考にした」との文言。そうだったのか


いずれ卍解的要素も出てきたりして
しろ先生がネームも!?
次に目に止まったのが、魔男の企画が上がる前はしろ先生がネームから描く事を挑戦していた時期があったということ。


つまりはお話も自分で組み立てるプランがあったようです
しろ先生といったら↑で書かれている通り過去作も全て作画担当であり、経歴からしてもイラストレーター的な側面も強いだけにそのような試みがあったことは意外でした。

それこそ前作の連載で作画担当になった経緯もSNSからの抜擢に近いもので、持ち込みといった漫画家になる手順は踏んでないないようだったので尚更印象深い事実です。
ということでしろ先生が単独で創る作品が世に出ていたらどんな作品だったのか、そんなifを考えると中々ワクワクしますが、実際このプランに至った経緯はどうなんだろうな…
内情は知る由もないですが、前作の連載は原作者がやらかして急にハシゴを外される形で終了したこともあり、次なる縁を待つよりはネームも自分で作らなければいけないといったネガティブな面に拠る判断があったのかどうか……
どれくらい連載するんだろう
最後はインタビューの〆にあたるお二人の今後の意気込みについて

当たり前ですがどれくらい続くか明言はされず、お二人のメッセージとしては「これからも末永くヨロシク!」ということですが、入間くんが魔男2周年時点で10年目に突入している結構な長期連載作品なだけに、魔男はどれくらいやるの?となります。
2周年時点での展開を振り返ると、敵幹部である七星座は幾(タコ)と棺(ネットリ系ロン毛)が倒され残り5体で、現在3匹目の衡と交戦…
まあそもそも七星座を倒すだけの一本道な物語ではなく、いくらでも展開は拡張できそうなのでやはり終わりのタイミングはこの段階では読めないですね。

何となく長いことやりそうな気配はあります
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!




COMMENTS
もし10年続いたらヒロアカの後継みたいになるのかな
正直サメやキノコの頃はこれもうダメだろと思ってた
とはいえシンプルに殴るだけじゃ解決しませんよ、っていうルールを提示する上では必要な話ではあったと思う
これ続いてたらダメだろうってのは同感だけど
あの時の魔男って単純にツッコミどころも多かったのもダメだったと思う
説明口調だったり使い手が悪ければどんな鋭いナイフでもゼリーすら切れない(いや流石にそれなないだろ)とか須くの使い方が変だったり当時読んでてすごい引っ掛かった
俺もその辺で「あ、これ打ち切り作品だ」って判断してしばらく読んでなかったわ
数ヶ月して好評だって聞いて単行本で追い直したが
サメとかやってた頃は本当にダメだと思ってた
そこから魅力的なキャラどんどん入れて、既存のキャラも魅力的な部分描写されて
画集としても価値のある作品になったのもデカい
やっぱジャンプって悠長な展開を序盤でしちゃいけないって改めて分かりますね。ても西先生は早めに気付いたのは凄い。何作もジャンプで描いてるにも関わらず何も学習しない奴らもいるのに
ネームからって表現だと、原作作画が分かれてるところまでは排除してなくて
文章による原作を念頭に置いてたのかな?とも思いました
たとえば三条陸先生みたいな。
2巻の終わり頃から路線変更って、即死する作品だとその頃にはもう終わってるから生き残り策ではなさそうよね
なんだかんだイチは最速でカラーもらえる程度にはアンケ取れてたわけだからなぁ
最低限はとれた上での試行錯誤って感じある
路線変更というよりも、方向性等を微調整したと言った方が正しそうですね。
宇佐崎先生が作画してなかったら路線変更前のアンケート減ってピンチになってたんじゃないかな
宇佐崎先生、前作がメディアミックス半ばで強制終了だったから、イチでやりきりたいでしょうね。その前作の単行本、今でも全巻所有してます。
同じくその前作が殿堂入りしてるくらいの信者ですね(コミック売れないし、巻頭号所持)
とはいえ宇佐崎先生が無事戻ってきてくれたこと、クムギちゃんの最近の活躍も良かったと思います
唯一ワンピースが終わる時も連載出来ていそうな作品
※休載続きのハンターハンター除く、休載続きになる世界線のカグラバチを除く。
よく言われてる鮫も掲載順を線でみたらそうでもないからそれなりにウケてはいそう
まぁ個人的に反世界対イチ~師弟血判状の所が一番好きだから路線変更様々だけど
10巻表紙のフジミネがエロいということ。
それだけが真実。
YES
フヂミネだよ!
やはり脇は偉大
冗談抜きに魔男が今のジャンプの看板を名乗っても良いと思う。絶対アニメ化するし、制作会社次第ならその効果で1千万部は行きそうな気配がする。過去の看板作品の売上などで比べる一部の人がいたりするけど、ほぼ休載することなく2年も本誌の上位にいてくれてありがとうと言いたい。
2022年の年明けというと入間くんも総勢60人以上の大戦闘編をやっていた中で魔男のネームもやっていたということで
バイタリティがすごい
まだ作中の2〜3割ぐらいしか話進んでなさそうだから、最低でも30巻ぐらいは行きそう。
それに加えて、
・マジキーパーと魔女犯罪
・人間と魔法の子ども
・魔法の歴史(女性しか魔法が使えない訳とか)
・イチの両親
それ以外にもあるだろうけど、掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げられる要素が多いから、もしかしたら50巻行くかもね。
少なくとも七星座と反世界倒して終わりっていう世界観ではないと思う。
同年代のキヨシやしのびは主人公の誕生日判明してバースデーグッズでてる中
イチは主人公の誕生日判明せずお預けになってるんですよね
その辺安易にだしてこないあたりイチの出生とかもエピソードねかせてそう
長期連載の入間くん抱えながらイチも長期連載になりそうだし西修先生どうなってるの……?
反世界の登場以降は明らかにザ・ジャンプ漫画の王道を名乗れる路線になりましたね。
何よりそれでずっと面白いのがすごいです。
ジャンプは他誌作品に比べて1話単位の出来や盛り上がりを追う傾向が段違いに高く、数話場面が変わらないだけで停滞感が出やすい環境。
かと言って話の芯が無いまま場面転換し続けても支離滅裂になる独特の難しさがある。
そこを乗りこなせる西先生は流石です。やろうと思ってやれるなら誰だってやってる…
アンケについては何かしらけど
アンケなかったら鮫のノリが続いてたと思うとなんだかんだアンケって必用だな
アンケート至上主義を否定する人が散見されるけど
ジャンプには絶対必要
アンケートがなけりゃDBもワンピもナルトも呪術も今の形になってなかった
ドベ3に納得できないバチブロスが暴れてるだけ
宇佐崎がネーム…?マツキにコンテまでやらせていた時からここまで成長したのか
それりゃあ元々趣味でイラスト描いてた人に急に漫画かけっていっても無理でしょ
やらせてたじゃないやろ
やらせてたって失礼だなぁ
もともとイラスト描いてるだけのアマチュアを作画担当として指名したのはマツキなのに