今年もエントリーが始まりました次にくるマンガ大賞

下馬評だとコミックス部門では、ジャンプのラブコメさむわんへるつが有力候補として挙がっていますが、同じくラブコメでふたりバスと今朝も揺られてますという作品も「次に来るマンガ」として推す声を多く見かけました。

今ラブコメがアツいのか!?
僕はジャンプ作品以外は基本からっきしなので、上記2作についてはこの機会に知ったのですが、ここまでラブコメ市場がアツそうな様相を見せられるとどんな作品なのか気になったので、以下ではこの2作の読めるところまで読んだ感想を書いていきます。
ふたりバス
まずはサンデーに掲載のふたりバスから。

作品の概要👇
町全体で人口約3000人のど田舎に暮らす春平。 同級生で唯一、私立中学に進んだ 高屋川あんちゃんと同じバスで通学しています。
小学校以来会話がなくなっていた二人ですが、 ある日久々に話すきっかけが生まれ……? ふたり バスで始まる、淡い青色のラブ未満コメディー。
引用:https://www.sunday-webry.com/episode/2551460909779976003

11話まで読みました
本作はさむわんのヤマノエイ先生から単行本帯コメントを寄せられており、出版社の垣根を超えた交流の様子が見られます。
そんなこともあってか、さむわんと通ずる部分がありますね。
ヒロインレースではない1対1ラブコメ(作品概要ではラブ未満コメディーとなってますが便宜上ラブコメと呼ばせてください)、ピュアピュア過ぎて己の恋心にも若干自覚のない主人公、そこまで表情豊かではないけど要所要所でメッチャ良い表情見せるヒロイン等々
足先触れ合ってからのこのイタズラな表情👇。好

尊
あとは何と言っても「進学先の違いで自然と距離ができた幼馴染」という設定がとても共感しやすいのが良かったです。
個人的な話ですが自分もヒロインと同じく中学が私立で、小学校の同級生も中学2.3年になる頃には地元で見かけてもうわヤベ目ぇ合わさんとこ的な空気になる事が多々あったので、この気まずさと、そこから話すキッカケが生まれて仲を戻していくことが、大した事ではないように見えて如何に大きなイベントかが身に染みて理解できるところです。


僕を見かけた(元)友達も全く同じ心境だったと思います
私立に行き、幼馴染たちとは自然に疎遠となったヒロイン。
もちろん自分で選んだ道であり、そこに強いられたものは無く、進学先でも新しいコミュニティで楽しくやっているのだろう。
しかしあの頃机を並べた同級生たちとは、思い出だけが親密で、現在が空白の「他人」になってしまい、宙ぶらりんな距離感に。
そこにバスでのひょんなことをキッカケに、空白に色づけしていくお話(恋愛風味を添えて)。
これに感情移入せずにいられますか…!
ということで人気のほども頷ける作品でした。
ところで記事投稿した週にサンデーうぇぶりで無料公開された第29話を見てみたら、プールに行くことになってて水着回始まりそうな流れになってますが、マジですか。


ガタッ
ふたりバス583円
今朝も揺られてます
お次は別冊少年チャンピオンに掲載の今朝も揺られてます

作品の概要👇
午前6時58分舞原行きの通学電車。名前も知らないあの子と僕…と、その乗客⁉
高校生の男女2人が醸し出す甘酸っぱい雰囲気に、乗客たちが心情駄々洩れで盛り上がる‼新感覚のシチュエーションラブコメ‼
引用:https://championcross.jp/episodes/9ba85755c3894/

1巻無料だったのと(2026/5/21まで)、チャンピオンクロスのチケット使って結構読み進めました
コチラもさむわんとふたりバスと同じく、ヒロインレースの無い1対1ラブコメでした。
しかし本作の持つ独自色は、上の概要にもある「乗客たちが心情駄々洩れで盛り上がる‼」であり、主人公とヒロインを見守ってその恋模様を実況するギャラリーが良い意味でバカなノリでコメディしてる点です。

オジサン構文で主人公たちを見守る部長が好きです
出典:増田英二『今朝も揺られてます』(秋田書店)
「ラブコメ」の語呂が良いからか、消費者の間で恋愛を主軸にした漫画は取り敢えずこれにカテゴライズされますが、コメディ(喜劇)の要素の薄い作品は案外多く、ジャンプのアオのハコあたりはコメディ要素にあまり重点を置いてないラブコメでしょう。

しかし今朝も揺られてますはラブもコメディもバランス良くこなす、まさに「ラブコメ」でした。
ラブの方を見ても、コメディ要因のギャラリーを狂言回しに甘酸っぱさ良し、肝心のヒロインも主人公の前では大人しいけど学校ではお喋り&感情も出しがちでギャップが効いていて、ツボをしっかり押さえておりまさにラブとコメディの二刀流。
出典:増田英二『今朝も揺られてます』(秋田書店)

ラブとコメディのバランスを介して話作りの巧さを感じた作品でした
今朝も揺られてます880円
まとめ
以上、次に来そうなラブコメのお話でした。

支持されてる理由が分かった気がします
Webマンガ部門でも灰宮先輩は怖くてかわいいという1対1ラブコメが非常に多くの支持を集めているようで、知らぬ間に1対1ラブコメ時代が始まっていたのかもしれません。

確かにヒロインレースやるよりも、1対1のラブコメのほうが世相に合ってる気もしますよね
それにしてもさむわんをはじめ、似たような読み味の作品がこうも人気を博してるとなると、GIGAの読み切りや漫画賞の作品etc.の新人作家さんの作品も1対1ラブコメが多くなる未来がふと視えましたが果たして…!?

チェンソーのブームの時にタツキ先生みたいなコマ割りや描写の作品が増えたり、少し前はカグラやサカモトみたいなバトルを意識した作品が増えたのと同じ現象です
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!



COMMENTS
ラブコメならジャンプ+のドットアリスを推してる者なんですけれども…なんで人気ないんだよ(涙)
結構独特の雰囲気持ってるからなぁ…はまる人とそうじゃない人とで真っ二つになってるイメージ
かなり連載されてるけどマガポケの薫る花は凛と咲くもおすすめですよ
やはり多人数より1対1の方が話進めやすいかも
個人的にはさむわん推しなんですが次にくる漫画大賞自体信用できるのかと疑問も感じるが
去年もあの作品が打ち切りになったり一ノ瀬の例もあるからな
ヒロインレースより1対1ラブコメが増えたのはやっぱ時代の変化なのかね
まあヒロインレースは作品で描かれる範囲内で幸せになれないヒロインがどうしても出るから、その辺にモヤってた人は昔からいた気はするが
ヒロインレースやる作品でも昔みたいに4人も5人もヒロインを出す作品は減った気がしますね。アオのハコは2人、ひまてんは3人ですし。鵺?あれはもうハーレムルート以外で収拾つけられないと思います
マガジン系列では多数ヒロイン作品が幾つか生き残っているようですが…
ヤンジャンに100カノが出てきた頃にはすでに1対1が増えてきてた気がするわ
あやかしトライアングルも一応キャラは複数出てくるものの幼馴染ヒロイン固定だし
ラノベですら新規では複数ヒロイン作品ほぼ出なくなったからなぁ…
それでもヒロインを複数出してくるやつはほぼハーレム前提だし
主人公ハーレムが良いわけでは無いが1対1で男女が連むラブコメの面白さが分からんわ
さむわんもそうだが「ラジオ」みたいな要素が2人を繋ぐ舞台装置以上の役割が無いし漫画として進行や情報が乏しすぎる
取り敢えずヒロイン増やせとは思わんが波乱が無いから別に続きが気にならない
過去に週刊少年マガジンで連載、TVアニメ化もされた【寄宿学校のジュリエット】
という作品は、ご存じですか?こちらは、ストーリーの序盤でカップル成立。
ただし、黒犬の寮と白猫の寮は敵対関係。バレたら即退学!というスリルが…。
私は個人的に「五等分の…」の百番煎じみたいな作品は嫌いなので
(【ひまてん!】は例外、ほのか推し)、1対1ラブコメのほうが好きです
一対一ってもう死ぬほど擦られてなろう系の次くらいに飽きられてる気がする