2026/05/13にジャンプラのカロン大増殖サスペンス、震える右手が17話にて最終回となりました。
毎週応援コメント(応援するとは言ってない)の盛り上がりっぷりが凄まじかったこともあり、あまりに早い終了に読者も右手が震えていることだと思います。

ああ、これはシバリングだ…
出典:島袋光年『トリコ』(集英社)
全17話とは思えないほどにツッコミどころが多く、とても全部は拾いきれないので、以下では特に目立った場面を絡めながら大団円を迎えた本作の感想を書いていきます。
震える最終回
ついに迎えた最終回

しかし打ち切り特有のスッ飛ばし展開&そもそも常時展開がブッ飛んでるので、一体何が起きてこのラストに至ったのか分からない部分もありますが、理解できた範囲で最終回の内容をまとめるとこうなります👇
カロンの関係者と同じくらい打ち切り漫画ではよく見る数年後展開からの、一連の事件で生存した人物は皆カロン側に。
そしてこれまでの17週の物語を『灰なる根』という新作にまとめて、『震える右手』はご愛読ありがとうございました!!となりました。
出典:原作:染谷リキ/作画:羽田豊隆『震える右手』(集英社)
カロン一味に殺されかけた加治先生が当たり前のようにカロン側に加わってること、あれだけドンパチやって死人も出たのに普通に執筆活動してること、謎に受け継がれてるカロンの名etc.
疑問が尽きませんが、ここまで追った読者が今さら作中のアレコレを本気で気にするとは思えないので恐らくセーフです。

最後までこのノリのまま17話で駆け抜けた。その事実だけで十分なのです
ところでタイトルになっている『震える右手』ですが、これは最終回の1話前に語られた主人公の過去編で、主人公の手を握る母の手が震えていたというもの。
出典:原作:染谷リキ/作画:羽田豊隆『震える右手』(集英社)
これだけ見れば悪くないタイトル回収ですが、主人公の肉親周りのことが物語の本筋に絡むことは一切無く、本筋はひたすら漫画家たちがリアルファイトしていたこともあり、なぜ回想しか出てこない母がタイトル回収という物語の核心に迫る美味しいイベントを搔っ攫っていったのか疑問が残ります。

連載が続いてれば両親絡みの展開をジックリやる予定だったのか
個人的にこの過去編でかなりツボだったのが、幼少期の主人公が学校に侵入した不審者を倒すという、小学生男子の多くが脳内で履修する妄想を現実に遂行した天性の戦闘狂だったことが判明し、漫画家なのにやたら武闘派であることの伏線が回収されたところですね。
出典:原作:染谷リキ/作画:羽田豊隆『震える右手』(集英社)
「小学生男子の授業中する妄想ランキング」でクラスで一番足速い男子と徒競走で接戦を繰り広げるを抜いて堂々1位の学校に侵入した不審者を倒すを大マジメな描写と共に主人公のバックグラウンドに据えてくるとは……
興奮で震えます

ああ、これは脳震盪だ…🫨
まとめ
以上、ジャンプラに定期的に表れる怪作の1つ、震える右手についてでした。
個人的に本作の面白おかしさを引き上げた要因の1つに更新ペースが速さがあると思うんですよね。
本誌と違い、隔週掲載や急な不定期休載が珍しくないジャンプラにおいて、震える右手は最終回前にイラスト回を挟みましたが、それ以外は全てキッチリ毎週更新

毎週更新というジャンプラ内では非常に速い更新ペースに、サスペンスなのに前後の文脈全く考えないあの独特のライブ感が組み合わさってこその応援コメントの異様な盛り上がりが形成されていたんじゃかいなかなと感じます。
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!








COMMENTS
打ち切りではなく計算通りなのかなとは思いました
初期の不評を覆そうと迷走する打ち切り漫画は数あれど、この作品は最初期は普通に好評だったのにアクセル全開でどんどん明後日の方向に進んでましたからね
これだけやりたい放題やる漫画もなかなか無いですし間違いなくジャンプラの歴史に残る迷作だと思います
こんなのでも17話も連載できると思うと、某ゲボは1巻打ち切りにされて欲しいですね
ジェンガ積んでた回がダントツ面白かったです
ストーリーは正直1話から怪しかったのであまり期待せず楽しめました
更新ペースを守り切った手腕は褒め称えられるべきです