週刊少年ジャンプで連載中の願いのアストロ
11話が掲載されたジャンプ2024年31号にて前作から知る読者とネットに対するファンサービスが行われました。
以下で詳しく見ていきます。
素手で人を殺してぇあのキャラ、再登場
まずは11話の内容から。
獅鷹率いる鷹派の構成員がアストロ狩りをしている中を突破しようとするヒバルたち。
その構成員を映したコマにいる👈で示した色黒スキンヘッドの人物に見覚えある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
出典:和久井健『願いのアストロ』(集英社)
第2話でヒバルとテラスを殺そうとした構成員の1人です。
出典:和久井健『願いのアストロ』(集英社)
この男性、上のコマのように素手で人を殺してぇという願いから太刀腕というアストロを手に入れていますが、この人(以下ドスワンさん)の何がスゴイかというと
・「太刀」をドスと読ませて、「腕」を音読みにすることで生み出されるドスワンという印象的なアストロ
・過去作である「新宿駅スワン」を連想させるネーミング(作者にその意図があるかは不明)
・そもそもこれは素手という扱いになるのかという疑問
以上の理由から2話目にして読者に大きなインパクトを与え、一部の読者には主人公たちのアストロは覚えてなくてもドスワンは覚えているというメインキャラを食いかねない程の存在となり、掲載時にはネットやSNSで話題となりました。
ダサいように聞こえるけどかなりハイセンスなネーミングだよなあ
そしてドスワンさんの奥に満身創痍の男性がいますが、彼は2話でヒバルにぶっ飛ばされた鉄身のアストロを持つ構成員だと思われます。
出典:和久井健『願いのアストロ』(集英社)
腕が折れているようですが、こんな状態でも仕事に励むあたりヒバルたち同様根は善良な極道なのかもしれません。
アストロ狩りに日和ってるヤツいる?
お次はこのシーン。アストロ狩りを前に車内で行われるこのやり取り。
出典:和久井健『願いのアストロ』(集英社)
返事は「ねぇな」と落ち着いてはいるものの、前作を知っているとアストロ狩りではなくを潰しにいきそうなやり取りです。
作者が意図してるか実に微妙なラインです
それにしても前作で同じようなやり取りが行われた際は、構成員の親友がその彼女や家族含めジャンプでは載せられないような仕打ちを受けての発言でした。
一方で今作ではクローバーを四つ葉に変える少女から母がいる病院に行きたい旨のお願いを受けての発言となっております。
ノノはパーちんの生まれ変わり説
まだジャンプの空気に慣れていないようにも見えますが、こういった和久井先生のジャンプナイズしようとする姿勢は願いのアストロの中でも特に好きな要素です。
COMMENTS
アストロ、なんだかんだ言われているけど、実は結構好きなんだよな…表だって応援できる空気感ではないけど。
コメントありがとうございます。
非情に読みやすい点と「ジャンプらしいモノにしよう」とする姿勢は自分も好きです
直ぐには慣れないのか色々チグハグになってしまってますが、この辺は今後軌道修正してくると信じましょう
「突っ込まねー理由ある? ねぇな」のところは流石に笑ってしまいました。前作のあの名台詞しか頭に出てこなくて……。
願いのアストロは大分ジャンプに寄せてきている印象はありますが、それに慣れていないが故のミスが多い気はしますね。
28号の巻末コメントで単行本修正について触れられているので、単行本でそれらがどれぐらい修正されているのか気になります。なので、7月4日発売の一巻は取り敢えず買ってみることにします。
コメントありがとうございます。
修正内容がメッチャ気になりますよね
ヒバルとテラスが喧嘩した時の兄弟数が滅茶苦茶だったのは直ると思いますが…どうなるか
あとはコウに対して「あいつはいらねー」も兄弟想い発言ぶち壊しなのでこれも直した方が良さそうです
私の勤めるコンビニではジャンプコミックス発売されました。1日前倒しでしょうか?
ONE PIECEは大量に売れました。怪人8号は完売です。
アネモネも取り置きの人がいます。
集英社は打ち切り作品でも刷るのがまだ優しいでしょうか。チャンピオンは途中から出さなくなったりしますから。
コメント&情報ありがとうございます。
怪8すごいですね。長らくキノコみたいなのと戦ってる印象しかありませんが…
ジャンプは打ち切りは他誌より遥かに厳しいですが、サポートはかなり厚いようなのでそういった点では作家に優しいのかもしれませんね
ジャンプコミックスは入荷分は全て売り切れとなりました。
書店がほぼ無い場所と言うのも有るでしょうがジャンプはやはり強いです。
まず返本にならないです。
コメントありがとうございます。
今月のラインナップがワンピに呪術と華がありますからね(呪術の表紙の高羽さんは華無いですが…)
返本とか起きるんですね。返す以上ラベル剥いで読んでからの判断だろうに…