ご覧いただきありがとうございます。とうまです。
本サイトでは打ち切り作品やその危機にある作品、少しクセがある作品などをメインに扱っています。
しかしこれは私が上記のような作品だけを読んでいるというワケではなく、ジャンプを買えばワンピもアオハコもあかねも読んでいます。
こんだけ打ち切りばっか擦ってるのに信じられるか!!!
と思われるかもしれないので、本記事では純真でオススメしたい次に来そうな漫画を紹介。
それがコチラの深層のラプタです。
引用:ジャンプ+
ジャンプ+で月曜日配信、投稿時点で4話まで掲載。
まだ始まったばかりの作品です
それでは以下で私がこのマンガがすごい!と感じたポイントを書いていきます。
第1話の完成度がすごい!
まだ連載を開始間もない本作ですが、序盤は様子見…とせず紹介したかった理由に1話目の完成度が非常に高いことがあげられます。
個人的には約束のネバーランドやDr.STONE並に期待感マシマシな第1話でした
では詳しく内容を、と言いたいところですが盛大なネタバレになりそうなので、その完成度についてはについては実際に読んで感じて頂ければと思います👇(※無料。記事の最後にもリンク貼っておきます)
ただ丸投げも良くないので、物語の肝の部分に触れない程度に要約すると少年に恋をしたAIの話です。
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
今後AIが普及するにあたって似たような題材が出てきそうではありですが、本作の場合
①異種間の恋愛路線
②スケールの大きいシリアス路線
③フックだらけのキャラ路線
この3要素を1話内に過不足なく提示しており、ただの新時代的ラブコメというだけでは終わらないことが分かります。
いや👆の③どういう意味よ?
ということで同じく物語の肝の部分に触れない程度にフックだらけのキャラ紹介👇
キャラのフックがすごい!
まずは本作のヒロイン(?)ラプタについて
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
(?)が付いているのはそもそもがAIなので性別が無く、学習の過程でちょっとした齟齬があり1人称も僕となっています。
また出自からして少々訳アリ(詳しくは本編で)であり、それとは別にAIならではの何でもアリ&倫理観のズレも表現されています。
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
ここまで盛り込んだ結果、電脳僕っ娘アブない系ヒロインというフックだらけのキャラとなっており、Siriに「可愛いね」とソフトなセクハラをした事がある人もそうでない人も刺さってしまいそうなヒロインです。
余談ですが、Siriは厳密にはAIではありません
そして彼女を開発した人もダイナマイトボディ三つ編みメガネ喫煙系女子で負けじと属性マシマシであり、生みの親にしても抜け目がありません。
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
実際SNSで彼女たちに「狂わされた」読者が見受けられました
この開発者もなにやら訳アリのようですが、今後語られるんだと思います。
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
一方、主人公の富嶽ケイはお人好しのごく一般的な少年として設計されています。
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
やはり優しい男は小学生の頃からモテるということなのか、感情が重い系の同級生に惚れられており、何でもアリなAIであるラプタとの恋愛バトル路線も楽しみです。
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
そして彼の父親もこれまた少々訳アリです
フックだの訳アリだの書きましたが、優しいだけの普通の人間を軸に、色々と事情を抱いた人間(とAI)の話が動くという構想をバランスよく仕上げており、そう言った点でもおススメしたい作品です。
果たしてパンピーお人好し主人公は各方面にどう立ち回るのか…!?
画力がすごい!
これは見ての如くですが、画力がとても高いです。
本作が初連載と考えると、作者の空空北野田先生は画力にしてもすごい物を持っているようです。
この絵ヅラとかメッチャぶっ刺さるな
出典:空空北野田『深層のラプタ』(集英社)
まとめがすごい!
以上、たまには普通におススメの漫画紹介するかということで深層のラプタでした。
月曜日配信のジャンプ+の話になりますが、今回推したラプタ以外にも大看板スパイファミリー、賞を取りまくってる正反対な君と僕、インディーズから成功の先駆ラーメン赤猫、新連載にケントゥリアと暗黒デルタ…
本誌を喰いかねないほどの満足感を有しているように感じることがあります。
もちろん面白い作品が多いに越したことはないですが、冒頭にも述べたように本サイトでは打ち切り作品やその危機にある作品、少しクセがある作品などをメインに扱っているので、1作くらいそういう系統の作品が欲しいなーと思ってみたり。
ちょうどあの作品も終わってしまうことですし…
ただその類の作品は本誌で測らずとも恒久的に生産されているので、そういう意味でも本誌は上手いことバランスが取れているのかなと思いました。
それでは今回はここまで!
ご愛読ありがとうございました!!
コメント 名前とアドレスは任意です
読んでみたけど面白いですね!
今後に期待です!
あと少し狂わされそうですね👍
コメントありがとうございます
ラプタめっちゃ面白いですよね!恋愛路線もシリアス路線も期待感マシマシです。
我々も既に僕っ娘AIに脳ジャックされて「狂わされている」のかもしれない、、、
ジャンプラの月曜連載陣の中では、『目の前の神様』がイチオシですね。
少年漫画らしい熱い展開、キャラ立ちの良さ、テンポの良さ、ギャグのキレ味の良さと、相当な良作だと思うんですが…
月曜は層が厚くてなかなか上位に食い込めないでいますね。
ジャンプラでは作品バナーが目を引くかどうかが、かなり作品人気に関わると思っているんですが、バナーがやや地味なのもいけないのかなと思っています。
コメントありがとうございます。
目の前の神様、面白いですよね。ギャグが好きです
月曜はレベル高いのもそうなんですが、変動も凄いんですよね。ラプタが連載作で最下位になったとおもったら次の週では上がってたり…
6月に始まった『宮王太郎が猫を飼うなんて』がバナー変えたら一気に上がったりもしたので重要ですね
深層のラプタは画力がズバ抜けてますね。
記事内にも貼られている、胸を貫かれるシーンの見開きなど、左右にスワイプして読むことで動きが出るように計算して描かれているのが凄いです。
他にも同様の効果を狙った見開きが多くて、ここまで電子書籍の特性を利用して描いている漫画は初めて読みました。
コメントありがとうございます。
この画力と小慣れ具合で初連載はすごいですよね。
紙版のコミックスだとどういう見え方するのかも気になるので早くコミックスで読み直してみたいです