ご覧いただきありがとうございます。
本記事の2週前にアップした、シドクラフトがヤバい展開になってきたという記事(以下リンク)の続きの内容になります。
この時点では打ち切り確定とは言い切れないところでしたが、2025年26号の展開でいよいよ打ち切りが現実味を帯びてまいりました。

これで終わらなきゃ次の展開は何するんだと思えるほどには退路を断ってきました
スフレ警部、「あの子」だった
シドが幼い頃にアレコレ約束した「あの子」がスフレ警部であることを感づいてしまいました。
出典:筒井大志『シド・クラフトの最終推理』(集英社)
エリオの女性バレだけなら物語を進行するうえでノイズになる部分を解消する為のテコ入れと解することが出来たのですが、もう1つの主な展開軸たるコチラまで回収されるとなると流石に畳んでいるとしか思えません。

現場はシー君と「あの子」がカプコン製ヘリに乗り込んだような状況です
そしてこの第1話から読者には提示されていた設定の回収に留まらず、物語が成熟してから出す予定だったであろう設定まで回収が始まり、現場は最早シー君がカプコン製ヘリの中で「俺、この件が片付いたら結婚するんだ…」と語り始めるくらいには死亡フラグを建てまくることになります。
ここからは読者にも提示されてなかった伏線の回収について👇👇
更に…
スフレ警部が宿敵であるゼロ・クラフトであることが明かされてしまいました。
出典:筒井大志『シド・クラフトの最終推理』(集英社)
作中での描写を見るに、どうやら催眠的なものでゼロ・クラフトとしての人格を植え付けられていた模様。

多重人格ということで、四捨五入すればスフレ警部はスラーです
中々に衝撃的且つ唐突なネタバラシであり、現場は最早シー君がカプコン製ヘリの中で「俺、この件が片付いたら結婚するんだ…。だからスフレ警部、ここは俺に任せて先に行け」と言い始めたような状況であり、スカイツリー級の死亡フラグが築き上げられています。
しかしまだまだこれだけでは終わらない…!👇
更に更に……
エクス・クラフトが第1話に小さく出てきた親友のトビーであることが判明しました。
出典:筒井大志『シド・クラフトの最終推理』(集英社)
小学生の頃はぽっちゃりしていた同級生が、高校生になって会ったらスリムになっていて垢抜けしていたという経験は恐らく誰もが通った道かと思いますが、シドクラ世界でも同じことが起きていました。

憧れのブランドはSupremeとSTUSSYでしょうか
それはともかく、同話でここまでネタバラシが起こるとなると、現場は最早シー君がカプコン製ヘリの中で「俺、この件が片付いたら結婚するんだ…。だからスフレ警部、ここは俺に任せて先に行け。でもこんな所にいられるか!俺は帰るぞ!!」と言い始めたような状況であり、ブルジュ・ハリファより高い死亡フラグが出来上がっています。

ここから入れる保険はあるのか…?
まとめ
以上、シドクラがいよいよヤバいなという話でした。
こうなると残された未回収要素はタイトルにもなっている「最終推理」の内容くらいでしょうか。

そう遠くないうちに最近の打ち切りトレンドであるタイトル回収も行われるかもしれません
それにしても本作が始まった時、ひまてんと同ジャンルでの潰し合いが起きるのではと思いもしましたが、こんなにも鮮やかに差が生まれる結果になると予想できた人はいるだろうか……

エリ男の違和感は言わずもがなですが、やはり前作から読み味を変えてこなかったのも痛手だったんですかね
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!
COMMENTS
自分は終わって欲しくないのでアンケート入れます
コメントありがとうございます。
実際のところ、キル鵺があれで終わらなかったのでまだ分からないモンな気もしてきます。
シドにアンケートは最近入れてますが、展開的には非常にきつい
やはり同じ恋愛ものの作品たちから票を食えなかったのが痛い
さらに鵺もラブコメ要素が強くなってきたのでさらに票の取り合いが激化しそう
しばらくはエンバ、B線の影響でドベ1.2は踏んでいないが、状況は芳しく無い
カラーさえくれば一発逆転となるのだが…
コメントありがとうございます。
例えばひまてんと比べた時、ラブコメやるうえでの画力だったらシドのほうが上かなと思うのですが(特に表情のレパートリーとか)、向こうがオノマトぺやら独特のテンションやらである種のカルト的人気が生まれ得る一方でシドはそれが無かったのも痛かったんじゃないかなと思います。作品の個性ともいえる探偵要素もそこまでプラスに働いてたとも思えませんし…
あとはやっぱり前作と読み味を変えてこなかった点でしょうか
幼馴染バレだけだったらテコ入れとも思えた
だけど、ゼロクラフトの正体バレまでいったのは、明らかに畳みに来てる
コメントありがとうございます。
今週だけで幼馴染設定、ゼロクラフトの正体、エクスクラフトの正体と割と重要な要素が3つも回収されたわけですからね…。
シドとエンバは展開的に確定Bは展開ナメクジより遅いですがBを切れないジャンプはやばいので3で確定でしょうかね超巡もなんか巻いてる?とはなりますがシドと比べたら大したことないですし
まぁ、打ち切り確定っぽいね。本来なら、スフレ刑事の言動が次第に違和感強くなっていったり、トビーCOやスフレとの三角関係についても、普通なら事前に伏線置いてからするもんだし。でも打ちきり確定でそれも出来んから、唐突なネタバラシでなんとか風呂敷は畳もうとしてる感が強い
コメントありがとうございます。
Bは多分打ち切り決まって「やれるところまでやる」ではなく「やりたいことをやる」方向を選んだのでしょうね。超巡は先週でやけにウェットな話が出てきて何かと思いました。
人死になどのいわゆる凶悪犯罪をメインに扱う探偵業とラブコメディの食い合わせが悪かったんですかね…
バトル漫画のラブコメ要素もシリアス差し置いてというところはあるんですがその場合あくまで「シリアスが本軸の中でラブコメが混ざる」であって
シドクラフトの場合は「ラブコメディが本軸の中に血生臭いシリアスが混ざる」形だったので
どういう目で見ればいいのかがわからなかったのかも知れません
同意です
タイトルや序盤の展開で「シリアスな探偵ものにラブコメ混じる」かと思って読んでいたのに、ラブコメ軸なのか?で肩透かしを食らいました
ラブコメ軸となると絵の美しさがあっても、他から3番目以内でアンケ取るのは厳しかったと思います
コメントありがとうございます。
第1話時点で殺人が起きている傍らでコメディみたいな掛け合いしていることに違和感覚える声もあった気がするのでやはり食い合わせの悪さもあったのだと思います。
総じて題材やエリオのキャラ付けやらの扱いが難しくて苦戦してたのではと思わなくもありません
シドが危ないなら超巡もカラー来ない限り危ない気も。
仮に大量inでなかったとしても2019年末のように大幅な超過out(4out2in)という改編も実際にあったし下4つまとめて切られる可能性も覚悟しておかないといけないかもしれない。
シドはコメディやりたいのかシリアスやりたいのかどっち付かずだった感が否めない。
そしてそもそも推理漫画は話を跨ぐことも多いから毎週のアンケに左右されるジャンプとは絶望的に相性が悪い。こういうのはアンケ主義じゃないマガジンとかサンデーでやった方がまだよかったと思う。
鴨乃橋ロンだってジャンプラだから生き残れてる作品で本誌だったら速攻打ち切りだったと思う。
コメントありがとうございます。
超巡は基本1話完結だから巻いてるかどうか分からないからシドよりは安全かなと思ってしまいそうですが、やはりカラーが沈黙しいるのを見ると紛れもなく危険な作品ですね。果たして5月の審査員効果がどれだけあるものなのか…
ロン割と好きなんですが、もし本誌にいたらリボーンの作者といえど苦戦は必至だったのかなと感じます。
次号読み切り入ってるので最速で来週か再来週に最終回でしょうか
今期は審査員プロテクトでギリギリ回避すると見られていた超巡もコミックス最新刊増ページで怪しくなってきました
これで4outマジでやったら荒れかねんぞ…
結婚報告までした超巡が切られたら阿鼻叫喚やな
超巡の増ページはたぶんこち亀側の読み切りも掲載だからじゃないですか?
超巡側だけだと訳わかんなくなるし
既に8巻分の話数になってるので6巻の微増ページはあんまり関係なさそうな気がしますけどね
6巻はこち亀回がありますし、各話にインタビュー記事みたいの毎回挟むので辻褄は合いそう。それか秋本先生、マーガレットコラボの凹沢先生あたりの対談が入ってるか、左門くん読みきり入れるか。まあ、何にせよ1周年の巻なので増ページはそこまで心配にはならない気がします
沼駿先生、コミックスをそうとう綺麗にまとめる派の人みたいでよくよく見返すと1巻分の9話に先輩&ポンちゃんメイン回、新キャラ回、勢揃い回の3話は確実に入れるようにローテしてるのでこの調子だと次の次の7巻に先週の夜墨の回入れて増ページにしてきたら終わると思います
コメントありがとうございます。
超巡、コミックスページ数が増えてるんですか…。つい最近アストロがこのフラグのもとに息を引き取ったのでこれは怪しいですね……(こちらは逆に少ないケースでしたが)
ラスボス級ライバルのコナンに全ての点で負けてる以上、こうなることはしゃあないんかなと思いました。
あと、シドクラフトさんが時々シャープな顎になるのが笑っていいやら笑えないやら…
コメントありがとうございます。
さすがにコナンは参入障壁として高すぎるので、まあ勝てないのも仕方ないですが、もう少し頑張れなかったものか…。
正直スフレ警部が黒幕はめちゃいい演出だと思った
催眠設定は無理矢理感強くて微妙だが割と連載続いてたら面白い構想あったんだろうな〜って感じましたね
コメントありがとうございます。
どうしたところで唐突感は出てしまいましたが、ネタバラシとしてはすごく良かったですね。
連載が続けばかなりビックリドッキリな展開になっていただろうに…と惜しくもなります
更新お疲れ様です。
さすがにシドクラは打ち切り確定ですね。エンバBと3outというところでしょうか
久々に3inが期待できそうです
残りの未回収要素はルル=怪盗とタイトルくらいですか…
こっそりバッドエンドルートも期待していたり
超巡は耐えそうですね。
ただ今のジャンプに本当に3in出来る能力があるのか?と常に疑問が付きまとってしまう
新連載である必要はないからハンターハンターでも再開するのか
コメントありがとうございます。
最近あまりにもチマチマした改編が続いたので、もはや3Inが大量入INに見えてきます。
超巡は…どうかなあと思ってましたが、地味に改編も近いので、そんな中プール回やるとも考えにくい気もするので生存なんですかね
超巡の逆転回避の可能性が高まりましたね。
恐らく次号で完結を想定すると改編は28〜30号で、31号はキヨシ、32号はひまてんの巻頭カラーが濃厚。33号と34号はTVアニメ2クールを控えているサカモト&発売が丁度ワンピの日になるワンピで確定でしょうね。
コメントありがとうございます。
キル鵺が生き残ってアストロが終わり、超巡が生き残ってシドクラが終わるとなるともはや連載期間が長い作品が終わりやすいというルールも無くなったのかとも思えてきました。
新連載開始は29号からスタートかなと予想します。するとシドは28号に終わり、残り2話でしょうか。
まあ超巡は先週がシリアス匂わせ、今週が水着オールスターとアンケ取りに来てる感じがひしひしと感じてますしまだ生きるんじゃないですかね
シドは序盤の伏線を綺麗に回収とせめてキレイに終わろう……南無………といった筒井先生の心を感じます、なんだかんだ唐突に無から湧いた何かでなんも何もまとめるとはならないのが長期連載経験者の強みではありますね
コメントありがとうございます。
超巡はここ2週で初めてテコ入れの香りを感じました。
シドは皮肉にも短期で終わるからこそ、1つの完結した物語として過不足なく綺麗に終われるような……
個人的には、「まだわからないかもしれない」って思ってます。土壇場でカラー獲得とかが、もしかしたら……ですね。キル鵺も、終わりそうに見えて終わらなかったので。28号(27話掲載予定)付近を過ぎても、続くかどうかでしょうか。
コメントありがとうございます。
ぶっちゃけキル鵺の例を見てしまうともうどんな巻き展開でも続くのでは?と考えずにはいられませんね。でも今週の怒涛のネタバラシはなあ…
28号まだ終わっておらずでエンバが打ち切られてたら奇跡の生還ルートです
以前なら、シドは確定だな、と思えるような畳み掛ける展開でしたが、キル鵺の例もあるので疑心暗鬼になってます……。掲載順を見ても、超巡との間に一作挟んでいるのが続いてますし……。
ただ、もしシドが切られるなら、少なくとも3in以上はくることになりそうなので、個人的には嬉しいです。
後は超巡がどうなるのか。前述したように、シドより下の位置にいるので、もしかして4inもある、のか?と、僅かな希望を見出している感じです。
ただ、正直なところ2in以下じゃなければいいぐらいに思ってます……。大型改編を望んでいた自分はどこへやら……。
コメントありがとうございます。
キル鵺の例もあり、一方で掲載順ではドベ取らなくても召されたアストロの例もあるのでもはや展開でも推移でも何を信じていいのか分からなくなりますよね。流石にエンバは終わるんでしょうが
いやホント自分も1か2INじゃなければいいって境地に達してます。何なら3INはもはや大型改編ですね
正直言ってひまてんが生き残ると思ってなかった
画力だけならどっちが上だと思ってます?
個人的には画力高い=絵が上手いと思ってる(間違ってるかもしれんが)からひまてんの方に1票入れる
ひまてんは前作のフルドラと比べてもかなり良くなってるがシドはぼく勉とあまり変わらない様に思う(それでも劣化しないだけでも凄いかな?)
コメントありがとうございます。
画力で言えば個人的にはシドクラですね。ひまてんはフルドラから別人と言えるレベルでデッサンも塗りも上手くなっていると感じますが、やっぱり描き分けや線の丁寧さはシドクラの方が上かなと思います。ひまてんの欠点は瞳のパターンが多くないからたまに髪の毛隠したらみんな同じ顔になりそうなところでしょうか。(シドと違い基本みんな同じ制服着てるから尚更そう感じるのかもしれませんが)
でも作品として好きなのはどちらかと言われたらひまてんです。非実績者だから頑張ってほしいというのもありますが、毎週オノマトペ探す楽しみがあるので……
ひまてんはまだ24年新人トリオで唯一電子購読者プレゼント未経験だったりなかなか一桁取れなくて危ないかなって思ってたとこ水着表紙で思いっきりテコ入れしてきましたね
3つは鳴り物入りのイチはともかく編集部の謎の村上プッシュにまで話題取られて逆境状態だったのでピンチの判断はかなり早いかんじします
最初から切り替え早い分キャラや世界の掘り下げが進まなくて固定ファンが弱いのがこの先どう転んでいくかでしょうか