2025年もそろそろ終わり。今年も濃ゆい年でした。
日本初の女性首相の誕生、クマ出没、見るからに超低予算の昼飯の流儀が覇権アニメetc.何かと濃ゆかったと思います。
我らが週刊少年ジャンプも然り。

誌面で繰り広げられる熾烈な競争は、濃ゆい出来事の連続です
ここでは備忘録がてら、2025年の本誌での出来事を当時の肌感覚をからめて振り返っていきます。
エンバーズBの星線⇆夜桜アンデラ完結&白卓打ち切り&読み切り9連弾
2025年最初のイベント、年明けの改編です。
ここで投入されたのはサッカー漫画であるエンバーズとピアノ漫画であるBの星線。

ジャンプにおいて狂犬病より致死率が高いと言われるジャンルであるサッカーに挑んだことで、世界中の打ち切り愛好家が歓喜の声をあげたことと思います。

WC2026の前に打ち切り愛好家間で世界が一つになった瞬間です
Bの星線に関しても、ピアノ漫画の先輩であるPPPPPPが衝撃的な打ち切られ方をしただけに、一体どうなるんだろうとドキドキしました。
交代で終了したのが、5年以上にわたり中堅作品として本誌を支えた夜桜さんちの大作戦とアンデッドアンラックが勇退していきました。

引き延ばしをお願いされたのかなあと思える展開も多少ありましたが、2作とも円満完結の名に恥じないとてもキレイな終わり方だったと思います。

それだけに語ることが無い
打ち切りも1作出ており、2025年も絶賛連載中の魔男のイチとしのびごとの同期だったゲーム漫画白卓HAKUTAKUが18話でゲームオーバーとなりました。

書くことの無い夜桜アンデラの完結に対して、コチラは打ち切り漫画としてあまりにも美味しすぎて、語ることがあり過ぎて困るレベルですが、ここで特筆すべき点としては8週連続掲載順ドベという圧巻の記録を打ち立てたことでしょうか。

他に語りたいことは大体以下のリンクに書いてあるのでよろしければご覧ください👇
そして当時疑問に思った人も多いであろう

あれ、新連載2つ??
夜桜アンデラは絶対終わるし…もしかして白卓残るの???
という問題については、空いた1枠はJUMP FUTURE PROJECT 2025という読み切りを9週にわたり掲載する企画で次の改編まで埋める運びとなりました。

白卓だけはどうしても終わらせたかったんやろなあ…
ナイプリオテル⇆アストロ打ち切り
この項で取り上げるのは2025年春の改編。
この改編で入ってきたのが各SNSでシュールな漫画でお馴染み、すがぬま先生によるNICE PRISONとレッドフードから約3年半ぶりに連載で還ってきた川口先生による灯火のオテルの2作です。

ナイプリは流石SNSで有名な作家なだけあって人気に…とはならず開始からあまり支持を得られていなかったように思えます。
それどころか、この頃には同じジャンルである超巡の打ち切りが濃厚だったので「これが超巡の後釜かよ!!」と言う声もチラホラ。

まあ気持ちは分かります
一方のオテルは前作からコアなファンを獲得できてたこともあり、第1話の感触は悪くなかったように思えます。
しかし2話以降で徐々に評価が怪しくなり、一応2025年を生き延びましたが……といった様子です。
上の項でも触れましたが、前の期が2IN⇆3OUTだったので、この期では帳尻を合わせる形で2IN⇆1OUTとなりました。
ということで打ち切りになったのは東リベ作者という、ドエラいビッグネームのもとで始まった願いのアストロ1作のみ。
大型実績者あるあるの1周年目前でドスで斬り捨てられてしまいました。


2024/4/14開始~2025/4/21終了なので厳密には1年は経ってるんですが、周年カラー無いまま終わったので一年未満という判定です
和久井先生の熱意や苦心は痛いほど伝わったのですが、ポケットを叩けばビスケットと一緒にツッコミどころが無限に出てくるレベルで量産されていたので打ち切りはやむなしと言ったところです。
あの作品が打ち切られない謎
そしてこの頃から、ある違和感を覚える人たちが本格的に出始めたことと思います。

キルアオなんで打ち切られないの……?
掲載順推移が長いこと打ち切られる作品のソレであり、展開も急に敵のボスと決戦始めたりしてて明らかに巻いてたキルアオが終わらない……
それどころか生徒会長目指す新章が始まるという怪奇な事態に困惑した人も多そうでした。
出典:藤巻忠俊『キルアオ』(集英社)

ちょうど同じ頃、鵺もとんでもない展開をやってたのが印象深いです
出典:川江康太『鵺の陰陽師』(集英社)
なぜキルアオは終わらないのか?
この件については、もう少し号を重ねてから答えが出ることになります。
ハルカゼカエデエキデンピング⇆超巡シドクラエンバB打ち切り
地球温暖化がとめどなく進み、ひと昔前より観測的にも体感的にも暑い夏に慣れつつある2025年。
この嫌~な暑さに対抗して、ジャンプは夏の改編でなんと4IN、しかもその内3作はスポーツ漫画という爽やかな「アツさ」をぶつけてきました。
それこそが夏の新連載ハルカゼマウンド、カエデガミ、エキデンブロス、ピングポングです。

この改編に至るまでを振り返ると1IN→2IN→2INと小規模な改編が続き、しかもその間に円満完結作が2作出たことから打ち切り候補が掃けず、まさに日本の夏のような高温多湿でジメジメして嫌~な空気がたちこめてましたが、ここで新しい風が一気に吹き込んで換気が促進。
…換気されたところまでは良かったのですが、いざこの4作品の始まってからの評価はどうだったかというと……
2025年を生きた皆様ならよく知るところだと思います。

ハルカゼは2025年を生き延びましたが来年で……
そして換気というのはつまり空気の入れ替え
外から大量に風が吹いたならその分だけ外に抜けていきます。
ということで、入れ替わる形で超巡!超条先輩、シド・クラフトの最終推理、エンバーズ、Bの星線の4作もの作品が大気中に霧散していきました。


こういう思い切った打ち切りも久々な気がします
超巡は最終回目前でしんみりした話が入り、前作の左門くんも終盤シリアスな話になったことから「やっぱ終わるのか…」と思わせるものがあり、予感通り終了しました。
出典:沼駿『超巡!超条先輩』(集英社)
SNSでFAが結構な数作られてた作品だっただけに、打ち切りのお縄にかかってしまい惜しむ声が多かった印象です。
一方のシドクラは連載開始時は「同ジャンルのひまてん!からアンケを奪うかも…!?」と囁かれてましたが、話題性を掴めずご愛読ありがとうございました!!のダイイングメッセージを遺して静かに息を引き取りました。
画力は前作から更に上がり、話も全然悪くなかったと思うのですが洞察力を生業にしている探偵相手に、ヒロインの1人が中途半端な男装で女性であるのを隠し通せていることが常にノイズになっていたと感じます。
出典:筒井大志『シド・クラフトの最終推理』(集英社)

物語の根幹になる設定だから軌道修正しにくいのも痛かったと思います
エンバーズはまあ何というか、ジャンプサッカーとして打ち切り愛好家の期待を裏切らなかったなと。
裏切らないどころかルールや試合描写がガバッガバという、これまでの打ち切りサッカー漫画には無い切り口でのやらかしを魅せた稀代のファンタジスタだったと思います。

原作も作画もルールがおかしいことに気づかないのか……
B星……キャラメイクが秀逸なことから個人的には2025年の新連載でも好きな部類だったのですが、どう贔屓目に見ても弱点のほうが目立ってしまっていたので、打ち切りはやむなしです。

描写に画力が追い付いてなかったなあと感じます
とはいえ光るモノは提示できたと信じて、レベルアップした次回作に期待したいところ。
早速2026年の年始のGIGAで新作発表するようですね。
キルアオは多分「アレ」が決定してるな…
4作も打ち切りを出したうえでも終わらないキルアオ。
この時点で多くの読者がこの不可解な現象の裏に、どのような力がはたらいているのか確信に近い予感を抱いていたことでしょう。
しかしキルアオだけじゃない、超巡もまさかのニュースを引っ提げて読者の前に戻ってきます。

それもまた後述
あかね噺アニメ化決定!!
キルアオと超巡に関して何やらとてつもないニュースが控えていそうなムードの中、38号にてあかね噺のアニメ化が発表されました

ついにか!といった感じでした
連載開始時より安定した筋運び・安定した掲載順・安定した売り上げの3拍子が揃っていたので納得のアニメ化と言ったところでしょう。
アニメ化が発表されると真っ先に序盤の山場である可楽杯に関与するキャラの声優が紹介されたあたり、どうやらここをメインに放送する模様。

可楽杯編が特に面白かったからなあ
放送は2026年4月から。
「跳ねる」には原作だけでなくアニメの人気が必須要件ですが、はてさてどうなることやら。
若干コレジャナイ感あるな…
モジュロさむわん⇆キルアオナイプリ打ち切りからの…
夏の改編が4INと多かったこともあり、秋は再び2INと小規模な改編となりました。
しかしこの改編こそが間違いなく2025年のハイライトとなる入れ替えとなります。
投入されたのは呪術廻戦のスピンオフである呪術廻戦≡(短期集中連載)と、本作が初連載であるヤマノエイ先生によるさむわんへるつ

先発のモジュロはあの芥見先生が帰ってきた!ということで、否が応でも話題を呼ぶことに。
しかも作画に暗号学園のいろはの岩崎先生を迎えた異色すぎるタッグもまた興味が惹かれるものでもありました。

一体この2人がタッグを組むことなど誰が予想できたであろうか?
予告の時点では、タイトルが『≡』と呪術のスピンオフであることは伏せられており、一体何が始まるのかと感じたのは記憶に新しいところです。


マルの宿儺っぽい顔の模様で微妙に察した人もいたそうな
いざ始まってみると、正直10話くらいまでは「…ん?」という感じで、話題性もネームバリューほどは発揮できてなかったように思えますが、話がこじれて地球人と星人の決闘になってからは「あの頃の呪術が帰ってきた!」と言いたくなる盛り上げの巧さ。
令和黄金期を創りあげた作家ここにありと言ったところです。

岩崎先生の作画もバッチバチにキマってます
出典:原作:芥見下々/作画:岩崎優次『呪術廻戦≡』(集英社)
2025年の終わり時点では短期で終わらせるには惜しい作品ではあります。
一方の後発のさむわんへるつ。連載が始まる前は

新連載2本目は初連載の作家さんか…
モジュロの話題性に押されてやりにくそうだな…
という声を見かけ、自分も同様の感想を抱きましたがそんなことはなかった
まずモジュロ同様に、7話目で2度目のセンターカラーを勝ち取って生存の第一関門を易々と突破。
これに留まらず、2度目のカラー~2025年最終号までの掲載順は一度も10位以下にならないという奇跡の上空飛行を維持し続け、モジュロにも全く劣らない格を見せつけます。

この2025年最終号というのも最早語り草
集合表紙で初の集合表紙にも関わらずTier2に置かれるという異例の待遇となります。


モジュロはまだ分からなくもないですが、さむわんも最初からTier2はビックリです
公式までやんわりと該当の集合表紙について触れ始める始末👇
多くの人が予想だにしなかったであろうさむわんの勢いは、他の掲載作にまで大きく影響を及ぼしている説まで出ることに。
その代表格が、さむわんの絶好調により冬期が始まって早々に2026年の年始の打ち切りはこの2作から出すしかないというむごすぎる状況に追い込まれたハルカゼ&オテル


さむわんの好調が確定した時点で生きた心地しなかっただろうな…
そしてジャンルが被っていることもあり、さむわんにアンケが取られてる説が出ているアオハコ&ひまてんetc.誌面でクラゲに刺される被害報告が後を絶たない事態となります。


完結が近いアオハコはとにかく、ひまてんは対抗策を打たないと2026年は割とマズそうです
ここまでの新連載投入で芽が出そうな新連載が無く、閉塞感が凄まじかっただけに、モジュロさむわんが2025年の希望の星となりそうです。(モジュロは短期集中連載なのでアレですが)
交代で終了したのが、NICE PRISONとキルアオ

まずはナイプリから触れますが、思えば「Xで3億インプレッション&10,000,000いいね超えのスーパーギャガー!」という頼もしい宣伝文句で始まりましたが、一体アンケート獲得数はこの数字の何万分の1だったのか?と思いを馳せるほどには支持する声を見かけませんでしたね…
出典:すがぬまたつや『NICE PRISON』(集英社)

買って読む本誌と無料のSNSではツボが違うということでしょう
そしてキルアオが約2年半にも及ぶ連載に幕を閉じることとなりました。
なんかもう19INしても生きてそうなくらい不死鳥と化してたキルアオが、ついに天上へ還っていくことに。
最終回はセンターカラーを獲得したので円満完結…とはならず、ここまでの作品の歩みを考えれば打ち切りと扱うのが妥当でしょう。

しかしまだ終わりではない
いやむしろ俺たちのキルアオはこれからだ!!と叫びたくなるニュースが連載終了と共に告げられました👇
キルアオアニメ化決定!!
キルアオ、終了と共にアニメ化しました
これまで幾度となく打ち切りを避けてきた理由が何なのか、原作終了と同時に謎が回収されることに。

発表までは打ち切りからプロテクトされていたワケですね
最終回がセンターカラーだったのもアニメ化発表として体裁が悪い故の処置なのか、何にしてもアニメ化を予想出来た人は数いれど、アニメ化とともに原作打ち切りまで予想出来た人はほとんどいないのではと思います。
藤巻先生も何やらフクザツそうな心境です👇

最も近い例を探すなら第一部の終了と共にアニメ化が発表されたチェンソーマンとなりそうですが、それでも色々と勝手が違うのでやはりこれまでに無いケースかもしれません。
超巡アニメ化決定!!
キルオアの打ち切りと同時にアニメ化の衝撃が冷めやらぬ中、46号では普通に打ち切りになった超巡までアニメ化することが発表されました。
表紙に小さーく書かれていただけに色々と目を疑いましたね👇


そんなさり気なく重大な発表を…
キルアオに続いて超巡もとなると、知らぬ間にアニメ化業界で打ち切りブームが起きているのか、アニメ会社のお偉いさんが打ち切り愛好家なのか、どちらかの可能性を疑いたくなりますが何にせよ驚きです。

2作とも序盤は好調で徐々に下落していったので、序盤でアニメ化の声が掛かって引くにも引けない状態だったんでしょうね
超巡のアニメに関しては、2025年時点ではまだ情報はあまり出ていませんが、キルアオ共々原作がすでに打ち切りられているという条件下で「跳ねる」ことはあるのか…
ゴンロン小副川JK⇆カエデエキデンピング打ち切り
さて、ついに2025年最後の改編となります。
この改編では、他媒体でファンタジー作品をいくつか掲載してた谷崎先生によるゴンロン・エッグと、本誌に載った読み切りからの連載化として隣の小副川とJK勇者と隠居魔王が入ってきました。

この3作に関しては、2025年終了時点では10話前後しか経過していないだけに、動向が本格的に見れるのは2026年からとなりそうです。
…なのですが内容や評判からするに、芽が出なさそうな雰囲気が早速凄いというか……
2025年時点の所感では「この中から1作は20話以上続く作品が出るかどうか」というところでしょうか。

何にせよ彼らの行く先を見届けることは、2026年を生きる我々の使命です
交代で終了したのが夏に始まった4作品からカエデガミ、エキデンブロス、ピングポングの3作。
3作とも全17話。

夏の新連載4作のうち3作が20話に満たず終了という非常にショッキングな結果に。

この辺から誌面の不景気ムードが隠しようもなくなってきました
この3作が打ち切りになったことの意義は「第一印象がいかに大事か」を読者にまじまじと示したことにあると思います。
まずエキデンとピングを見てみると、アクの強い画風に垢抜けないタイトルで始まる前から読者を選別したようで、実際に第一印象を測る指標として本サイトも愛して止まないジャンプ+試し読みPVは壊滅状態でした。


ここでたとえ話を1つ
アンケが作品の存続を決める本誌において、作品を1つの「文明」とするならプラットフォームである本誌は「畑」・展開は「作物のタネ」・アンケ獲得は「実った作物」・話題性は「恵みの雨」・そしてアンケを入れる我々読者は「畑を富ませるミミズや土壌の微生物」です。

作者は文明を繁栄させるために、毎週タネを畑に撒いてどれだけ実るかを、恵みの雨に期待しつつ文明間で競うワケですが我々ミミズや微生物が少なければ、いくらタネを植えようと作物は思うように実りません。
ということで作品の第一印象になるエキデンとピングの予告絵を見ると…畑どころか雑草1本すら存在しない茫漠たる砂漠を感じます。


どれだけ面白い展開をやろうと、読者がいないなら入るアンケも入りません
一方のカエデガミは小綺麗な画風なことから、試し読みPVは上々であり(絶好調のさむわんより高い)、ミミズと微生物をたくさんゲットしていた模様。


しかし肝心の種の質が悪かったのか、全く作物が実らず。
最終的にエキデンピングと同時に文明崩壊することとなります。

当然ながら第一印象は大事ですが、それだけでは生き残れません
このように第一印象で正反対なスタートを切った作品が、最終的に同じ結果に終わったことも含めて、第一印象が何たるかを多角的に実証した入れ替えとして印象的でした。
PSYREN -サイレン-アニメ化決定!!
キルアオと超巡の打ち切り作品のアニメ化だけに留まらなかったのがこの2025年
翌3号では15年以上前に打ち切りになった(3年弱連載しましたが)PSYREN -サイレン-がアニメ化決定という衝撃的なニュースが載りました。

もう何がアニメ化するか分からないですね
それではここでサイレンの思い出でも…と言いたいところですが、正直ほとんど記憶に残っていない。
連載開始した頃にはジャンプは読んでいたものの、今のように掲載作は基本読むスタンスではなく、ブリーチNARUTOリボーン銀魂あたりの人気作+短期打ち切りが近そうな匂いを察知した作品をつまんで読んでた感じなので、人気作とも短期打ち切りともどっちにも付かない本作は触れた記憶があまり無いのです。

完全に読み飛ばしたワケではなかった気がしますが、何やってたかは思い出せない、そんな感じです
ということでサイレンの次作であり、そして短期打ち切りのカガミガミのほうが圧倒的に印象に残ってたり。


この頃には掲載作は基本読むスタンスになってました
これを機に今一度サイレンと向き合ってみようかと思います。
まとめ
以上、2025年のジャンプを当時の肌感覚を頼りに振り返ってみました。
個人的に2025年最も印象的だったのは、久しぶりのジャンプサッカー⚽…ではなく打ち切り作品怒涛のアニメ化ですね。
キルアオ、超巡、そしてサイレン、いやぁワケ分からん。
というかアニラン2026にSOULCATCHER(S)がノミネートされるあたり、2026年以降もアニメ事情を巡って何かとビックリドッキリなニュースに期待できそうです。
新連載陣に関しては、これはもう各所で言われていることと思いますが大凶作だったなと。

さむわんの絶好調で何とか繋ぎ止めた感じでしょうか
年間で1作しか長期連載を予感させる新連載が出なかった事はこの際良しとして、足掻くことすら叶わず最短打ち切りルートに乗る作品が多すぎたのが今年の不景気ムード最大の要因かなと感じます。
自分のように本誌を嗜む目的が、生存競争&打ち切りからしか得られない栄養の摂取にほぼ集約されてる人間なら代謝を回してくれる限りは凶作でもダメージは無いですが、普通に面白い作品目当ての購読者にはツラい年だったんじゃないかと思います。
2026年はどんな年になるのか?
ネタの尽きないワケわからん事がたくさん起きる年になってほしいです。
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!





















COMMENTS
最後の最後にルリドラゴンアニメ化が来たことも含めて(これはまあ妥当なんですが)今年はアニメ化がキーワードになるぐらい話題性があったなぁと
新連載のヤバさはジャンプ暗黒期論に拍車をかけてたと思うんですが、そのおかげか生き残った鵺にはぜひ早急にアニメ化していい感じの中堅になってほしいなぁ…
キヨシひまてんも最低半年は生き残れると思うのでより人気になってほしいですね
(各連載作自体の面白さは別にダメじゃないと思ってるので、10年後とかにこの連載陣すげーってなってくれ)
いやぁ、今年も色々ありましたね……。
まず、キルアオと超巡のアニメ化は驚きました。特にキルアオのアニメ化発表と同時に終了というケースは、ドベ圏から中々脱出できない下位中堅作にとって無視できない例かもしれないですし。いや、キルアオが異例な可能性ももちろんありますが。
新連載の不作も驚きでしたね。モジュロを見てやっぱレベルが違うなと思いましたが、その同期のさむわんがいい感じなので、大成作ゼロとはならなそうなのは一安心ですが……。
また、個人的に今年嬉しかったのはあかね噺のアニメ化。待望だったこともあり、自分の中の期待値は高いです。もちろん見ますが、仕上がりは気になるところですね。
後はサイレンアニメ化に、ルリドラゴンが京アニでアニメ化。こちらも非常に楽しみです。
では、今年も一年間本当にありがとうございました!
とうまさんも良いお年をお迎えください。
あまり良い楽しみ方ではないと自覚してはいますが、やはり打ち切りレース的な楽しみとしては春の鵺、キルアオの流れは凄かったですね
誰が見ても話巻いてるな?って展開(鵺に至っては煽り文まで)からの生存劇でしたからね、キルアス4兄弟で結局生き残ったのは唯一新人の鵺というのがまた…ただそう言う楽しみがあったのが春ぐらいだったとも言えるのがなんとも
来年はひとまずゴンロンがどうなるのか…あの白卓より短い17話切りを見せた以上打ち切りの鎌はずいぶん軽い様子ですし
とはいえルリドラのアニメ化と明るい話題もあるので、来年は健全に楽しめるジャンプに早くなって貰いたい気持ちもありますね
総括拝読しましたお疲れ様でした
ジャンプが各方面でアニメ化に引っ張られて悪戦苦闘した一年だったと思います
一点補足すると年始のさむわんへるつ単行本の部数次第で2024-2025世代作品の評価が大きく変動すると考えます
もし鵺並み以上の数字が出たら不作伸び悩みは環境の問題ではなく実力不足という見方に倒れてしまい、編集部も方針を改めざるを得ないのではと思います