週刊少年ジャンプ2026年29号より、HAL FORMULA(以下ハルフォ)の連載が開始されました。

ビーストチルドレン、グリーングリーングリーンズと短期終了が続く作者の寺坂先生。
そろそろ一発デカいのカマしてほしいと思っていたところ、ハルフォは1話から「あれ、これ良くね…?」となったのでその感想記事となります。

今回はマジで頼みます寺坂先生
過去1でオーラのある見開きカラー
さて、新連載1話目には見開きのカラーページが物語の導入後に挿入されますが、本作の見開きはかなりのオーラを感じました。
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)
左側に主人公のアップを配置したシンプルな構図ながらも、張り詰めた視線と荒々しい筆致の熱量によって、静止画でありながら緊張感とスピードを感じさせるイラスト……
なにか物凄くアツい物語が始まることを予感させます。

このままスポーツ飲料の広告として使えそうです
正直、連載開始時の予告絵はパッとしなかったものの、この見開きは今まで見てきた新連載の中でもトップクラスにオーラを感じました。


予告絵で切ってしまった人も、見開きまで読んで思い直してくれ
では肝心の中身はというと……
とにかく丁寧な第一話
第1話の大まかな感想は「詰め込み過ぎ&押し付け過ぎることなく、丁寧に主要キャラの掘り下げと競技説明に成功した第1話」って感じですかね。
全体的にあかね噺の第1話ぽかったので(もちろん意図はしてないと思いますが)、目新しい導入に見えたワケではないですが、人物の心情が分かりやすく感情移入しやすい形でお出しされてキャラの立場に寄り添って読めました。
解雇通告を受けて一瞬ホッとしてしまう主人公、分かる
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)

必死だったからこそ選手生命の終了よりも、終わらない不安から解放された安堵のほうが先行した時の心情ですね
からの弟くんが用水路を飛び越えるくだり、メッチャ良かった……
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)

尊敬されてる弟にこんな度胸魅せられたら兄貴もビビッてられませんね
ただ、兄貴がビビる理由も競技の説明描写を見ると頷けてしまうもの
時速220㎞でカーブ、事故=死、前方の車が破損したら時速200㎞で破片が飛んでくる……
そりゃ本能的に危機回避能力がはたらきますわ
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)
「カーブは減速」が常識の公道ドライバーからしたら、如何に常識破りな競技であることが分かりました。

スマブラのサドンデス(ダメージ300%の状態から始まるバトル)でもビビッて逃げ腰になる僕には無理ですね
にしてもカーレースと聞いたら自動的に脳内で「F1」のワードがサジェストで出てきて、あまり言葉自体に重みを感じてませんでしたが、こんな上澄み集団だったんやなあ。
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)
若干気になった点。即時解雇…だよね?
上で書いたように、キャラにも感情移入ができて、競技にもそれなりに強い関心が持てて個人的にはかなり好感触だったハルフォ第1話。
しかしこの手の感想を述べる時は賞賛の後に若干気になった部分を1つまみ…と相場が決まっているので、一か所だけ気になった部分をば。
主人公に「決定事項」として叩き出された次のレース後の即時解雇についてです。
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)
後の展開を見ると「これが…ハルカ(弟)の見る最後のレースかもしれない」や「走り続けるよ」といった選手生命継続の余地があるニュアンスの発言が見受けられ、決定事項として解雇宣告をされて救済措置を提示されたわけでもないにも関わらず、本人はさも結果を出せば解雇撤回をできるかのような言い回しをしてるんですが…ここ気になったの自分だけ??
寺坂研人『HAL FORMULA』(集英社)

今のチームはクビだけど、他のチームに行って頑張るよって意味…?
まあメタ的に考えれば、クビになったから他のチームに乗り換えるというのも後味が微妙ですし、そもそも巻頭表紙で主人公が来てるユニフォームも解雇を言い渡した現行所属チームADLER LIGHTSの物なので2話ですぐ巻頭の服装は見納めとは考えにくいです。

なので2話以降で何かしら説明が入って、即時解雇撤回になるとは思うんですが読んでて少しモヤっとした部分です。

とはいえそれを加味しても全体の読後感は良かったです
まとめ
以上、ハルフォの1話についてでした。
この例えがどれほど適切でどれほど共感されるかは分かりませんが、おっ父が主人公のまま話が進むあかね噺のような第1話でした。
このサイトでは、新連載が全て揃った時点で各作品の所感&期待度順にランク付けする記事をアップしています。
こんな感じ👇
ハルフォ1話が掲載された次の号で、2026年夏の新連載の最後を飾るカノンマスターが始まり、新連載が全て揃うので、そこでハルフォ2話も合わせたアレコレを語ることになります。
1話の勢いのまま駆け抜けてほしいですね。

ここで蘇る前作最大のトラウマキャラっ…!(彼とのハンデ付き打ちっぱなし勝負で序盤から4話消費)
寺坂研人『グリーングリーングリーンズ』(集英社)
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!












COMMENTS
この時間の感想記事って早 バ◯か違◯アッ プ ロー ドで読んでるだろ管理人
ジャンプなんて土曜日から売ってる本屋いくつもあるぞ
非常に丁寧で感情こもった1話でしたね
モジュロ、ひま、ハコ、坂本完結でどんどん椅子が空く中、今年の新連載からその数と同じくらいは残せるわけですが、アンドクに次いでフォーミュラは椅子を取れそうな気がします
(というか他がカラー取れずに候補にすら上がらない状況ですが)
広くウケるかは題材然り女性キャラ不在然りで不安だが応援したくなる1話でした
とりあえずアンケは複数出しときます
1話は連載経験者だけあって安定感バッチリ
今後の話展開を考えると弟はメインになれないでしょうから、ライバルやヒロインなど同年代キャラでどこまで魅力的なキャラ出せるか次第でしょうか
次は連載勝ち取ってくれ寺坂先生
とても良かったのと応援してるのでアンケ出します
みんな予想してるだろうけど
兄貴死ぬよねこれ
1話の時系列がもっと前の年なら分かるが、仮にこの年に兄死亡で弟にバトンタッチしても、
2026年だとまだ13歳で車すら乗れないからね
わざわざ近未来にする理由もないだろうし兄貴のままで行くんじゃない?
1話で兄貴が死亡して弟が主人公になる近年流行りの推しの子(主人公交代劇)パターンかと思ったらそれを乗り越えて来たし生存っぽい?
思ってた以上にするする読めて面白かった、懸念点としては読む前も読んだ後も思ったけど題材からして少年誌というより青年誌…ヤンジャンで連載してそうな漫画だなって
意外とハイスピードレース漫画として悪くないんじゃないか?
なあエキデン
アンドクと並んでジャンプの中間層になれるポテンシャルは秘めてる