ジャンプ2025年夏の新連載が揃いました。
約2年ぶりの4作投入かつ3作がスポーツ漫画(そして全部カタカナ)というかなり尖ったラインナップ。

1作はスポーツ漫画のヒットが欲しいのかな
ここではハルカゼマウンド、カエデガミ、エキデンブロス、ピングポングの投稿時点での管理人なりの所感&「面白さ」「応援したくなるか」etc.を考慮してランク付けしていきます。
ハルカゼマウンド
1番手、仄見える少年コンビの約4年ぶりの連載作ハルカゼマウンド

投稿時点で4話まで消化。
ジャンプ+が(良い意味で)クセの強い野球漫画がそろい踏みの中、本誌で始まったこの作品は正統派路線で攻めてきました。
といっても右の剛速球⇔左の変則球、名門校⇔新設校、弟⇔兄といった具合に随所でコントラスト的味付けが散りばめられており、単調な野球漫画の構図にはしない意志を感じます。
出典:原作:後藤冬吾/作画:松浦健人『ハルカゼマウンド』(集英社)

普通に新設校で甲子園目指すストーリーだとありきたり過ぎるので、イイ感じの対比設定だと思います
そして本誌でスポーツ漫画をやるうえでは「如何に早く試合展開に持ち込むか」というのがカギになると言われますが、それを考えると4話のラストで物語を8割方回してる伊吹が練習試合を取り付けたようで5話から始まる模様です。
早くはではないですが、まあそこまで遅くもないテンポでしょうか。さすがド有能キャラ伊吹です。
出典:原作:後藤冬吾/作画:松浦健人『ハルカゼマウンド』(集英社)

速攻で打ち切られるスポーツ漫画だと7話や10話になっても試合が始まらないですからね…
ということでハルカゼマウンドの真価が試されるのは5話目以降となりそうです。
果たしてどう試合展開を見せてくるか…

ただ試合さえ面白く描ければ、4話まででそんな変な展開はしてないし、ジャンプスポーツ漫画のヒット作に不可分とも言える女性層の人気が狙えそうな画風とキャラ相関なこともあり、ヒットのポテンシャルは十分感じます。
というか作画の松浦先生がもし本作が打ち切りになったら3連続打ち切りになるので、そろそろ当てててほしい気持ちがありますね。
打ち切り漫画に魅せられた人間として色々語ってるものの、打ち切りからの次回作でヒットするサクセスストーリーが1番好物なもんで…

良い絵を描くだけに尚更ね……
ご武運をお祈りしております
カエデガミ
2番手、今回の改編で唯一のスポーツ枠ではなくファンタジーとして始まったカエデガミ

投稿時点で3話まで消化。
太古の昔からファンタジー創作が存在し、星の数ほど作品があるだけに、ファンタジー漫画が普通にファンタジーするだけではファンを掴むことは難しく、どれだけ強みになり得る個性を出せるかにかかってると思えます。
ということでカエデガミの「個性」について考えていきます。
まず挙げるべきは一際ビジュアルが強い相棒枠のシユウでしょう。
出典:遥川潤『カエデガミ』(集英社)

喜怒哀楽のページめっちゃ好きです
昨今流行りの色々デカい女、醸し出される姉属性、オッドアイetc.もはやフックの神怪と呼ぶべきキャラであり、SNSでの反応を見てても好評な模様。
あとはパッと見の絵も強いですね。
特に連載開始時の巻頭イラストは、近年の新連載の中でもトップクラスに惹くものがあったのではないでしょうか。

総じて絵は大きな武器になりそうですが、同時に弱点というか、気になる部分もあるのもまた事実。
個人的に気になるのが主人公のコウの戦闘に関わる描写。
戦闘フォームになるにあたりモーションや口上が無く、いつの間にかフードが生えてきており、バトル面での描写は若干引っかかる部分はあります。
出典:遥川潤『カエデガミ』(集英社)

フード被るだけ変身というのもなあ
バトルに際しては剣も生えてくるのですが、これもギミックやメカニズムが判然としないというか…
一応説明はされているのですが、絶妙にフワッとした言い回しで分かりづらく、1話の生首コレクターも2話の大蛇も即一刀両断されるから描写でも説明されず、「取り敢えず凄い剣」くらいのことしか分からないのもあり、フード被り変身と併せてバトルパートでの入り込み辛さを感じます。
出典:遥川潤『カエデガミ』(集英社)

3話のロバ娘とのバトルで掘り下げられるのかな?
そしてこれはSNSでよく見かけたシユウのフクロウ形態に対する賛否の声。
出典:遥川潤『カエデガミ』(集英社)
改めて見ると、耳みたいな器官あるしフクロウというよりミミズクでは…?
という疑問は一旦置いておいて、先述のようにシユウのビジュアルがウケただけに、この簡素な形態は取り扱いには注意が必要そうです。
このように光る部分はありながら、粗削りなところが如何にも初連載らしくて管理人的には好きですが、誌面で盤石を敷くにはあと1歩何か欲しいところではあります。
エキデンブロス
3番手、ジャンプでは中々見ない駅伝をテーマにしたエキデンブロス

投稿時点で2話まで消化。
2話までの展開を見るとヒロアカに影響を受けてるのかなあと思えてきます。
凝り性気質で気弱な主人公に対して1話の「君はヒーローになれる」的発言からの、2話でささっと体力づくりを済ませて物語の本舞台である学校に入学…ヒロアカっぽいですね。
出典:野乃大生『エキデンブロス』(集英社)
設定上の懸念点としては、主人公の特性である「集中力が凄い」というのがキャラ付けとして弱いことでしょうか。
ドクストの千空やあかね噺のあかねといった突出した素質を持つ主人公って集中力はありきで、そこにもう1つ才能があるというキャラ付けなので、集中力だけだと物足りなさは感じます。
出典:野乃大生『エキデンブロス』(集英社)
そもそも集中力ってスポーツでも勉強でも文芸でも何でも多かれ少なかれ必要なものだから、それを特性として推し出すにはやはり味が薄い…。

「才能に依存しないスポーツ」と説明はされてますが、身体的な素質は何かしら付与したほうが印象付けれて良かったかなと思います
と、ここまで物語のことだけ触れてきましたが、本作を語るうえで避けて通れないのはやはり画風についてでしょう。
全体的にクセが強いのですが、特にそれを強く感じるのが主人公。
常時目の焦点が合っていないに留まらず、ドーピングの疑いがかかりそうな程に目がガンギマってることがあり、読者を脱落させる危険性を孕んでいます。
出典:野乃大生『エキデンブロス』(集英社)

ドーピング発覚で出場停止にならないか心配です
成長した後のこの表情にしても、頬を赤めてトロンとした目で一部の層は大喜びしそうですが、基本的にはウケは良くはなさそうです。
出典:野乃大生『エキデンブロス』(集英社)

迫真駅伝部に所属していたのかな
実際、作品の第一印象を測る指標であるジャンプ+試し読みPVが同期のハルカゼとカエデと比べてかなり劣ってしまう結果になり、やはり作品のルックスが足を引っ張ってることは間違いありません。
管理人的には2話を読む頃にはクセの強さにも幾分か慣れたのですが、1話で読むの止めたorそもそも最初から読まなかった読者が結構な数いそうなことから、作品が話題になって読者を呼び戻す機会でもない限りはリカバリーは難しそうに感じます。
マイナスの感想が多くなってしまったので一応プラスの感想を言うなら、剣崎さんは良いキャラだと思いました
ピングポング
4番手、いまだヒット作を生んでいない人外魔境のジャンル、卓球に挑むピングポング

投稿時点で1話消化。
正直、第一印象では一番ダメそうと思ってたのですが蓋を開ければ相当インパクトある作品でした。
10億の借金を負った主人公が裏社会の卓球で稼ぐという、卓球版ドリトライとしか言い表せない設定に思わずドリトライの栄光を思い出した方もいるでしょう。
作中でもドリトライファンなら反応せずにはいられない発言を持ってくるあたり、かなり強かな作品なのかもしれません。
出典:片岡誉晴『ピングポング』(集英社)
1話の展開を見ると

何で裏社会で卓球が流行ってるの?

火事にも大して驚かずに卓球を続けるコイツらヤバすぎん?
といった疑問を抱かせる隙を与えないテンポであり、卓球というスピード感に溢れる競技を扱うにふさわしい体感速度で導入をささっと終わらせました。
出典:片岡誉晴『ピングポング』(集英社)

細けぇことはいいんだよ!!という作者のメッセージが伝わってきます
ピングポングという一見朴訥としたタイトルも、顰愚碰喰という暴走族みたいな造語であることが判明。
じゃあ他の新連載も覇琉風魔雲怒で華壊出我魅で炎鬼電武露須だったってコト…!?


ジャンプってこんな治安悪そうな雑誌だっけ
歴代のジャンプ卓球漫画は外連味はありつつも、現実の競技に準じた設定でしたが、それで全て打ち切られてる事を考えるとハッチャケるくらいが丁度良いのかもしれませんが、能力要素無しでここまでぶっ飛んで見せるあたり、どう転んでも侮れない作品になりそうです。
果たしてジャンプ卓球漫画初の成功者となるか、それとも稀に出てくる読者の理解を超越した打ち切り漫画になるのか…。
本作はそんな0か100か、否、0か10億かの世界に生きているように思えます。

行く末がどうであれ、楽しくなりそうな作品が入ってきましたね
まとめ(好きな順ランキング)
以上、2025年夏の新連載所感でした。
4作を「面白さ」「応援したくなるか」etc.を考慮してランク付けをすると…
1位:覇琉風魔雲怒
2位:顰愚碰喰
3位:華壊出我魅
4位:炎鬼電武露須
となります。
でも1位~3位でそんな差は無いかも。

皆さんのランキングもコメントで夜露死苦ゥ!!
それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!
COMMENTS
顰愚碰喰は成功すればプロゴルファー猿、失敗すればドリトライというところでしょうか
まぁどっちに転んでも爪痕は残せそうな気はします
覇琉風魔雲怒はストーリー的に文句はないですが弟の出番が全然無さそうなのは気がかり
華壊出我魅は戦闘シーンがいつも一瞬で終わるのでもっとしっかり見たい
炎鬼電武露須は…何か色々既にダメそう…
コメントありがとうございます。
華壊出我魅はバトルに関わる設定があまりにもなあ…。説明がイマイチパッとしないうえに戦闘も武器の特性をプレゼンする隙も与えない速度で終わるからいまだに剣やフードどんな物なのか分からないんですよね。
まあ3話のウマ娘…じゃなくてロバ娘との戦いである程度掘り下げられるかも…?
覇琉風魔雲怒は多分弟の学校がラスボスとして設計されてるから、今後の弟の出番を満足に設けられるかは長期連載を獲得できるかどうかに直結しそうです(ちょいちょい様子見程度には出てきそうですが)
個人的にカエデとエキデンは読んでないです…
何となくハルカゼとピングポングは読みましたが、ハルカゼは「これでダメならもう本誌で真っ当な野球漫画は無理っしょ」って感じでした
メガネキャラの好感度管理がかなりうまいなという印象でしたね
ピングは絵に自信がない新人がスポーツで生き残るならこれぐらいぶっ飛んでないとキツイと思うのでアプローチ自体は凄くいいと思います。まあ卓球好きには全く刺さらんでしょうが鵺的なイカれ具合とジャンケットバンク的な魅力の欠片は感じました
鵺も本当に読者が定着したのは3話の真っ当な面白さとゼノブレイド辺りのかっこよさで、トンチキだけではないと思うので(特に絵とキャラデザを考えると)ちゃんと面白い展開を3.4話で持ってこれるかがカギだと思います
コメントありがとうございます。
ハルカゼはここまではかなり優等生は筋運びでやってきたので、本筋となる試合が余程薄味だったりズッコケたりしない限りはいい線行きそうではあります。個人的には上昇志向ない部員2人を織り交ぜてきたのは良かったと思いました。彼らが感化されてやる気になるだけでもそれなりのドラマが作れてキャラの好感度も上げれそうなので
ピングも予告絵との印象のギャップでよく見えた節もあるので、冷静になればまだ様子見といったところです。ただどう転んでも印象に残る作品にはなりそうですね
個人的には
覇琉風魔雲怒→絵が綺麗だけど魅力的な絵ってわけじゃなくてストーリーも淡々としていてあまり面白みが無い。今回の話のキャッチャーage描写とかが気になる。嫌いじゃないけど好きでもない透明な漫画
華壊出我魅→キャラクターと画力の魅力ではピカイチ。中華系での神話要素や都市伝説要素などそういうとっつきにくさがあるのが欠点だと感じる。
炎鬼電武露須→うん
顰愚碰喰→勢いで全てを吹っ飛ばして登場キャラも最低限にしてこういうことやっていきます!と明確。画力足らずかと思ったけど魅せる場面ではしっかり魅せてくれる。この勢いをどこまで維持できるかに期待
顰愚碰喰>華壊出我魅>>覇琉風魔雲怒>>炎鬼電武露須
という感じの好み
コメントありがとうございます。
改めて不等号で表すなら
覇琉風魔雲怒≧顰愚碰喰≧華壊出我魅>>>炎鬼電武露須 ですかね。
記事でも書きましたが1位~3位に大きな差は無いものの、ハルカゼは作画の人が既に2度の短期打ち切りを食らってるので(原作も1度食らってますが)、そろそろ報われてほしいという作家贔屓です。
炎鬼電武露須はまあ展開はそれほど悪くないと言いたいところですが、どうしてもヒロアカと面影を重ねてしまい、作画のクセの強さのわりに展開の独自色を見いだせないのが痛手です。
ハルカゼマウンドはとうまさんの仰る通りある意味正統派な展開を続けてはいる優等生ではあるものの今のところ(ヒットしてるかはともかく)キャラ目当ての女性客頼りで作品独自の面白さを出せていない状況。5話以降からの練習試合次第ですよね。面子的に即死はありえないので久しぶりに野球漫画で20話越えは狙えるんじゃないでしょうか。
カエデガミはキャラのビジュアルの良さと1話単体の出来が良い物のそれ以外がパッとしない印象です。特に不快感とかはないので打ち切りまでに爪痕残してもらえたら…って感じ。
エキデンブロスは相手が短距離&序盤舐めプしていたとはいえ陸上部に勝った漫画で「漫画あるあるは無縁」とか言われてもな……って気持ちが強いです。パパっと成長を終えたのはいいものの新天地で駅伝始めるってことはここからキャラ紹介パート……ヒロアカと違って1話が強かったわけでもないのでペースが不安になります。
ピングポング、予告絵とタイトルから想像したものとかけ離れたモノをお出しされて大変満足です。
競技を用いたデスゲームと言えばサッカーの「ブルーロック」や古いところで言えば将棋の「ハチワンダイバー」、何でもアリの卓球と言えばテレビ番組ですが「とんねるずのスポーツ王は俺だ」を彷彿とさせますがどこまでネタが持つのか……。勢いが途切れて出オチにならないことを祈るばかり。続くにしろ打ち切りにしろこの漫画にヘイトを向けてる人が更に怒り狂うようなぶっ飛んだネタをぶち込み続けてほしいところ。
てか借金漬けのJKを10億で売る話を持ってきた借金取りはやり手すぎて人生の勝者を名乗ってもいい……。
私は顰愚碰喰>覇琉風魔雲怒>華壊出我魅>炎鬼電武露須でした。
コメントありがとうございます。
ハルカゼはもし初試合でスベっても20週は超えれそうですね。恐らく駅伝(とオテルあたり)が防壁になりそうな……
ピングポングは真っ先に思い浮かんだのは記事の通りドリトライでしたが、スモーキーBBでしたね。あちらよりも借金の額は10倍大きいですが。人身売買の相場を知りませんが、JKとはいえ東洋人で10億の値がついた妹も中々逸材な気もしますし、借金取りもよくそんなデカい額が動く話に取り付けたなとは思いました。とはいえ本作はそういう細けぇことは気にするな!というスタンスのようなので気にしてはいけませんね
ハルカゼは今の所特に文句つける所も無いし正統派で順当に面白い カエデガミは現状シユウが可愛いだけって印象だから今後のストーリー展開に期待 エキデンは確かに作画のクセは気になるが内容自体は2話時点では普通に楽しめてる ピングポングははっきり言って期待してなかったけどいざ読んでみるとぶっ飛んでて良い ともかく4作とも読み続けます
コメントありがとうございます。
ハルカゼについては今のジャンプなら地味でも減点要素無いなら十分に戦える気がします。前作の仄見えだっていまやったらかなり良い線いけてたんじゃないかと
減点という点ではカエデガミは絵以外の要素で不安点がありそうな…
ピングポングはここから1発屋にならないかどうか……
個人的な順位はカエデガミ、ピングポング、ハルカゼ、エキデンでしょうか
カエデガミはシユウのキャラデザが性癖にぶっ刺さりまくっててとてもいい唯一あとバトル作品ってことで展開も一番熱いし
そしてピングポングこれはおもろくなりそうって言う期待ですねなんかドリトライと同じ匂いを感じますが熱血漫画が今のジャンプには不足しているので、続いて欲しいっていう気持ちと普通に名前忘れたんですけども上の女キャラが性癖に刺さった
その次にハルカゼこちらは普通に展開、キャラ描写、テンポ感が全て素晴らしいバランスで展開されてて凄く好きなんですけども性癖に刺さるキャラがいなかったのでピングポングより下にしました
エキデンブロスは口臭臭いので口閉じて下さい以上です
コメントありがとうございます。
カエデはやっぱりシユウのキャラデザは良いですよね。今回のロバ畜生はこれまでの2体の神怪と違って見開きでワンキルされないくて、そこそこ強そうな敵だからここで見せ場を作れれば自分の中のランキングも2位に上がりそうです
エキデンブロスは「口を閉じろ風味が逃げる」と言いたくなります
10億の借金はエキデンの方だと思ってたから、いつ背負うんだと勘違いして1話読んでて最後に気づいた
コメントありがとうございます。」
エキデンはむしろ主人公の練習を名門校の選手たちが手伝ってくれるめちゃくちゃ恵まれた環境に置かれてるほうですね
管理人と同じです。
ハルカゼマウンド、ピングポング、カエデガミ、エキデンブロスです。
ピングポングはダークホースになって欲しい。
カエデガミは予想通り、ギンリューと同じでフワフワしてきました。2話のヒロイン推しも作者が浮ついてるだけです。
最終的にハルカゼマウンドだけ残りそうだけど、ピングポングだけ残ったりして?
コメントありがとうございます。
もし4作とも今のままの調子で展開が進行したとした時、最終的に有り得そうな未来としては「ハルカゼの1人勝ち」「ハルカゼと卓球(ダークホースとして開花)の一騎打ち」のどちらかな気がします。
カエデはまだまだチャンスはあると思いますが、今の調子のままだと少し辛そうで、どこかで一皮むけないとジリ貧になりそうな
ピングポングだけは異質なのとまだ1話なこともあり、計れないところですが…
今回のランキングは自分とも一致ですかねー2位と3位に大きな差がありますが(もっと言うと3位と4位の差はもっとでかい)カエデは個人的に感じた感想としては現ジャンプへの舐めでしたね。絵が上手ければ今のジャンプなら問題ないと言う舐めを感じました。駅伝は主人公が1話で嫌いになってしまったのが辛い
コメントありがとうございます。
カエデは自分が絵に釣られ気味の人間なのでそこに関しては下手なことは言えませんが、記事で描いたバトル要素の他にもセリフもたまに引っ掛かる部分があるんですよね。2話の剣の説明然り、今週のシユウがロバ畜生を詰めるところのセリフとか意味分かりました…?
駅伝は作品が持つクセの強さの8割はあの主人公が背負ってる気がします。
覇琉風魔雲怒 華壊出我魅 炎鬼電武露須 顰愚碰喰
当て字最高ですわ!
顰愚碰喰はガバ目の設定を勢いで押し切れるか。他所の賛否がガッツリ割れているのも
当たれば鵺、外れればドリトライを思わせられます。
2-3戦ぐらいでテニヌの領域に至れれば面白いことになるかも。
壊出我魅 ちょっと淡々と進んでいて薄味。カグラバチキヨシ鵺と決め技の大コマが
映えて(ちょっと微妙とはいえしのびごとも)生き残りコースに乗れたのでそろそろ
派手な見せ場が欲しい。
覇琉風魔雲怒 こちらも淡々と進んでいて今のところは過去の失敗作の失敗は
踏まない(全部仲間集めで終了とか)のに全力注いでいる感じ。
良くも悪くもフックがありすぎてシイコスガイのスティグマ戦法になっている
サンキューピッチと比べられてしまう。今度の練習試合であちら並にキャラ建てられれば
勝利、そのまま薄ければ防壁コースか。
炎鬼電武露須 爪痕残しましょうよ。ドリトライとかツーオンとかは打ち切りだけど
ジャンプでなくてもいいかもしれないけど「次の作品読みたい」って思わされましたもの。
(序盤の構成と連載時期をミスったグググは外す。グググは猿削って今年連載していればな)
今のままだと刹那で忘れそう。てかお前はもう死んでいる、か。
孤面人ありがとうございます。
顰愚碰喰は1話からぶっ飛んだ作品の印象を読者に植え付けたおかげで、行き詰ったら心置きなくテニヌやバヌケ路線に舵切れるのも大きいですね。やっぱり吹っ切れてこそのジャンプ作品です
逆に特に強味が見受けられず、品行方正なスポーツ路線やろうとした炎鬼電武露須が10億円の借金以上にハードなことになってる気がします
ハルカゼとピングポングは普通におもしろいので打ち切りレースを余裕で耐えれそうな気配を感じる(ピングポングは画力的な部分が少しネックなのかな?)
カエデガミはどうしてももう一押しが欲しいなぁとなってしまうところ、序盤の展開が見たことあるやつすぎるになっている
エキデンはよくわからんです、イラストがあんまり好きではない
コメントありがとうございます。
ピングポングは話題掴みはバッチリだったのかなと思いますが、ここから1発屋にならないためにも来週再来週の展開が重要になってきそうです
カエデはシユウのキャラデザや絵は武器なんですが、それでもあと1押し欲しいですよね。この惜しい感じが初連載らしくて自分は好きなんですが
駅伝、一話で「こりゃダメだ」と思ったものの、二話目で絵は見慣れ、ストーリーも一話の補完きたのでもうちょっと様子見ます。まあでも高校生になるまでになんかほかの競技はしているべきだった…
個人的にはカエデは絵がキレイだけど読み味が今一歩足りてないので、脱落しそう。序盤から作者の性癖がチラチラがややしんどい
ハルカゼは生き残れそう?試合の展開にもよると思いますが
卓球は…読み切りなら「面白かったー」で終われたけど、二話以降様子見です…
コメントありがとうございます。
駅伝は2話で見慣れましたよね。ただ1話や0話で切った読者が当然「見慣れる」なんてことはないので、生存という観点ではやっぱダメなのかなあと思います。
ピングポングこそ予告絵で抱いた印象よりもはるかに良かったのは間違いないですが、まあ現状は粛々と様子見です。
野球漫画はプラスの3作品がどれも個性ありすぎて、ハルカゼでは物足りない体になっておりまして……とはいえ、おっしゃる通り歴代野球漫画よりは読み続けようかな?と思える作品です。
カエデガミはほえー、絵が綺麗だなあ……くらいのノリで読んでるというか、画集的な見方をしてしまっていつの間にか読まなくなりそうです。
エキデンは絵が受付無さすぎて(表紙から無理だった)現状読めてないんですが、管理人さんの評を読んで、追々読んでみようかな?という気になりました。
ピングポングは……ごめんなさい、何がっていうのははっきりないんですけど無理でした。
コメントありがとうございます。
直近のジャンプ野球漫画というのが1試合もやらず最後ハッチャケてしまったバディストライクや仲間集めに信じられない尺を割いたクーロンと考えれば、4話のラストにしてしっかり試合を取り付けたハルカゼの評価はどうしたところで甘くなります(記事で書いた通り作家贔屓もありますが)。ジャンプラの野球とのギャップについても自分は対比として面白く受け止めてますね。
カエデは絵の強さをもってしてもまだ薄味…
ピングポングはまあ1話見た感じだとB級映画のような雰囲気であって、予告よりは良かったと言えど合わない読者も一定数いるのは頷けます。
カエデガミは現状キャラクターのビジュアルがいいだけの漫画だなあと感じてしまいます…
同じ感じの魔男のイチが連載されてますし、ちょっと分が悪いイメージです
コメントありがとうございます。
魔男の存在は生存にあたっては脅威になるかもしれません
あれはもう実質勝ち抜けてるので、カエデの目下のライバルとしてはオテルになりそうですが、Xでどっちが好きか投票開いてみたら中々面白いことになってます(コメント時点ではまだ投票期間中ですが)
エキデンは確かに絵の癖は強いけど手抜きとか画力が致命的に足りないとかでもないし設定も無難だけど自然だしでこっから上手いこと一般向けに調節できるかどうかですかね
どうなるかはともあれ今から単行本で1話がどう修正されるかどうかのほうが気になって仕方ない作品ですね
「楽しいって言ってるのに楽しい感じがひとつも伝わってこない」のは本当に盛大なツッコミどころでした
デフォルメが下手すぎてそれ封印したほうがまだ生き残れそう
コメントありがとうございます。
単行本修正ってコマを差し替えるような大規模な修正は基本行われませんが、1話の「走るって楽しい!!」のコマだけは何としても修正したほうが良いと思うんスよねぇ……
目が完全にお薬キマってて、違う意味で楽しくなっちゃっているようにしか見えない…
更新お疲れ様です。
私はピングポング→カエデガミ→ハルカゼマウンド→エキデンブロスでした。
ピングポング:
煽り文から期待していたものを出してくれました。邪道な卓球バトルと心の強いジャンプ系主人公の相性は悪く無いのでは。
個人的には変に丸いルールで進むのでなく、「1話ってまだ真面目に卓球してたんだ」って後に言われるくらい尖りに尖らせて欲しい。
カエデガミ:
絵はとても綺麗で読みやすい漫画ではあります。それだけでまず多くの人数に読んでもらえますからね。
綺麗でちょっとHなお姉さんとのファンタジーという意味では鵺と似てなくも無いですが、3話時点だと票を食い合うのは鵺というよりまだ固定ファンをあまり掴めてそうにないファンタジーである「灯火のオテル」のような気がしてます…
あとは次話くらいから増えていくであろうメインキャラ次第ですかね。それこそ大量のヒロインが追加されていけば”鵺と戦うんだコイツは”となりそう。
ハルカゼマウンド:
サンキューピッチやワンナウツのような少し邪道な野球漫画が好きな自分としてはあまり刺さりませんでした。真面目に野球するにしても忘却バッテリーやダイヤモンドの功罪くらい惹きつけられる根幹となるフックが欲しかったです。
エキデンブロス:
すみません、絵が苦手で1話の途中で脱落してしまいました。ジャンプ+のPV数的にも0話切り率高そうですし現状今回の4inの即死枠筆頭かと…
コメントありがとうございます。
ピングポングはいっそテニヌやバヌケと並んでピソグポソグって言われるくらいハッチャケてほしいです
カエデガミのライバルは鵺というよりはオテルでしょうね。同じジャンルであることは然り、お互い良いところはありながらもどこか弱い部分があるのも似ています。北欧VS東洋…!
エキデンは取り敢えず2話ではヒロアカのデクが海浜公園でゴミ引っ張ってたのと同じようなことをやっています
更新お疲れ様です。自分も同じ順番でしたね〜
ハルカゼ:キャラ作りと話の構成は良い。一つ気になったのはライジングスライダーの描写が気持ち良いって感想がない絵柄だったとこ。良いスポーツ漫画は決め技の絵が気持ち良い印象を持つものが多いと思う。
ピングポング:事前情報を裏切るという点は優れてた。結果ジャンルとしては賭ケグルイとかカイジとかのジャンルになる印象なので、勝利時のカタルシスをどう描けるか…
カエデ:ハルカゼと同様にキャラとストーリーは無難かと感じる。ただ戦闘描写が微妙な印象。コマとコマの間の描写がなくて頭の中でキャラが動かないというか…情報量/ストーリー展開と一枚絵じゃなくて連続絵としての漫画表現のバランスがうまくいけばあるいは…
エキデン:絵柄で0話切りくらう量が多いと思う(私も第一印象がそう)それより気になったのが、話の展開に絵がついて来てないというか、説明コマが多くて絵がついた文章を見させられてる印象。漫画の画力がかなり低く感じた。
総じてエキデンはナイスプリズンと最下位の壁になり、各作品は即ギリにはならないけど中堅程度〜中堅以下あたりの作品が増えた=現行の打ち切り候補の延命にしかならなそう…想像を超えてエース格の漫画が生まれる事を祈ります。
コメントありがとうございます。
やはり似たようなランク付けになる方が多いように思われます。
というかここまででランキング作ってもらったコメントを集計すると、エキデンの4位率が100%だっただけに「ネットの声はあてにならない」とか言ってられないレベルでエキデンはもうダメなような気がします。最短打ち切りだと年末までとなりますが、駅伝漫画が年を超せないとは何たる皮肉………
試し読みと数字を見た限りの見立て
ハルカゼ→減点法であれば高評価だが加点法だとまとも過ぎて火力が足りてない印象。20話はクリアすると思うが、上位を脅かすイメージもない。周年越えのハードルは高そう
カエデ→今バトルものの上位〜中堅はレベルが高めで、その中でアンケ3枠に入るのはかなりしんどそうな出来。キヨシのように中の下を漂っているうちに浮上のきっかけを掴めればいいが、すんなり埋もれて20話終了でも驚かない。
エキデン→エンバ基準ならそれよりは上だが、ツーオンやグググのような下位なりに見るべきところがあるという感じもない。次クールの最下位筆頭候補でしょうね…
ピングポング→ハルカゼと真逆で、減点方式なら0どころかマイナスになりかねないが、加点法ならかなりぶっ飛びそうな作品。ハマった人はガンガンアンケ入れてくれそう。魔男級の大爆発の可能性もあれば、第二のドリトライとして20話終了もある。少なくとも中途半端に長期低迷することはなさそう
コメントありがとうございます。
つまるところ今回のスポーツ漫画大量投入は安定志向のハルカゼvs冒険志向のピングという構図になりそうですね。第一印象は明らかに劣ってはいたけど、購読者の想定は覆すことが出来たピングポングはの試し読みがどうなるかは気になります
カエデに関しては強味になってるであろうキャラデザや画風がどれだけ票になっているのか。ただ正直オテルが補正切れずに留まれてる現状を見ると直ぐには落ちない気がするんですよね(そのオテルもまだカラー無いから何とも言えないところですが)
エキデンはまあ剣崎さんは良いキャラかなとは思ったんですがフックがあるタイプの良キャラではないので、ツーオングリグリみたいに数字は振るわないながらも刺さる層を見いだせるかと言われるとピンとこないので、さいくる白卓ポジかなと思います
カエデガミ、画力もキャラデザも申し分無いのに台詞回しが難しすぎて理解出来ないです。これじゃあ、ジャンプ読者が呪術やハンターハンターを読んでる時のように何となく分かった気にもならないです。担当編集は指摘しなかったのでしょうか?基本、ジャンプ読者ってああ言う台詞回しのある本を読む習慣無いでしょ‥寧ろ避けるでしょ‥
コメントありがとうございます。
今週のシユウの「餅を焼くサマくらいは拝みたかった…焼けなくなる前にな」ってセリフは初見だとなんの話?となりました
読み直すと餅=ロバ肉焼餅のこと言ってて、要するに2度とロバ肉焼餅作れないカラダにしてやんよってことなんでしょうけど、最初は砕けた言い方した中国のことわざか何かかと思いました。日本人で餅と言われるとrice cakeの意味合いが強いから、焼餅を餅と略されたら何が何だか分からぬ…
2話の剣の説明も現実にも怪力って言葉があるから神怪の力で「怪力」だって理解するにも1度手が止まりましたね
1話ベースで考えると、ハルカゼ&顰愚碰喰<=カエデ<=エキデン
の印象です。
ハルカゼはなんと言っても、(葉山)伊吹の存在も野球素人をも蹴落とさないキャラとしての説得力がすでにある。
顰愚碰喰は、まだうまく理由を言語化できてはいないものの御門平:オリジンが風間信長:オリジンを上回れていた。
カエデについては絵を気にいる層以外を取り込むには新しい仲間なのか、衝撃の事実や出来事なりで目を惹きつけないとジリ貧になりそうな印象です(投稿できてなかったっぽいので重複してたらすいません)
コメントありがとうございます。(なぜか1度目の投稿はスパム判定されていたようです。すみません🙇)
ハルカゼは部員全員が最初から甲子園をガチで目指すメンツだけで固めて来なかったのは「良いリアルさ」だなと思いました。
カエデは何となく今のままではじり貧の予感がしますね…。まあまだ3話なのでロバで見せ場を作れればいくらでも脱却できそうですが
ハルカゼ&顰愚碰喰の2強っぽいが正解です
自分も今のところ、とうまさんと同じランキングですね。
まず自分の中で一番の期待株、ハルカゼマウンド。そもそも野球が大好きというのもありますが、なによりテンポが素晴らしい。早くキャラごとのポジションやプレースタイルを知りたいところ。そしてせっかく作中ド有能キャラ伊吹がいるので、試合等でも存分にそれを活かしてほしいですね。
2位はいい意味で事前予想を覆してくれたピングポング。まさか卓球でここまでぶっ飛んでいるとは……。もちろん気になるところ等はありますが、そんなの気にする方が負けだと言わんばかりの飛び具合。ただ、2話以降からはもっとぶっ飛んでほしい。ここからどんどん想像を超えてきてほしい作品ですね。
3位はカエデガミ。とにかく絵がいい。表紙を見た時の期待度はかなりのものでした。1話もなかなか良かったですが、展開がちょっと薄いかなと……。てか、シユウもなぜフクロウ?形態にしたんだろう……。
そして4位はエキデンブロス。絵が、とにかく絵が……。ただ、舞台が大学駅伝であることは個人的に高評価ではあります。生き残りは厳しそうだとは思いますが……。
ただ、どの作品もまだまだこれからだと思うので、頑張ってほしいです。
コメントありがとうございます。
ハルカゼはここまでかなり堅実に進めてきただけに試合でスベらなければ長期連載になりそうな予感がします。(確かに今週の部員の名前一挙公開で一緒にポジションも示しても良かったかもですね)
カエデのフクロウ形態は作画コストカット説が出てますが果たして….というか記事でも書いたがあれはどちらかと言えばミミズクでは……?
今回は3作は同じジャンルでありながらもかなり個性的なラインナップで個人的には満足です。もう秋は1INでも文句は言いません
ハルカゼマウンド
カエデガミ
ピングポング
エキデンブロス
の順番で好きです。
ハルカゼマウンドは王道展開でハイキューに並ぶスポーツ漫画になることを期待しています
カエデガミは絵は圧倒的ですがストーリーは少し薄味ですね。魔男とは別路線で、ダーク路線で行くともっと良くなりそう。
ピングポングはこのままぶっ飛んで行ってほしい。ランキングは取れないかもしれないけど伝説は残してほしいですね。
完全に個人的な感想です。とりあえず、1巻分(8話あたりまで)見ないと順位はつけれないかな。
ハルカゼマウンド:
作画は今の読者に合ってそうだし、メンバー集めや練習試合までのテンポもとても良いと思います。仰る通り、試合の描写が大事だと思うので 次週と次々週くらいが特に重要かなと思います。
ただ、今週はキャプテンの伊吹の掘り下げでしたが それがとてもくどく感じました。主人公は凪春なのに 物語を動かしているのは現時点で伊吹で どちらが主人公か分からないくらいです。伊吹の説明は軽くにして 徐々に開示でも良かった気がします。
カエデガミ:
作画はハルカゼ同様 今の読者が好きそうな感じですし、シユウも可愛いので好きです。特に今週のロバはゾッとしました。
ただ、3話まで見ても主人公のコウの戦い方や世界観がイマイチピンと来ないです。作画は良いが ストーリーは無味という感じが累々戦記を思い出しました。
エキデンブロス:
予告や表紙、第1話の作画で脱落してる人続出ですし、確かに人を選ぶ絵柄だなと思います。個人的に 2話は見慣れたのか、1話ほどあまり気になりませんでした。キャラの描き分けをもう少しできればいいなと思います。箱根駅伝が目標なので、大学までスキップするのは良いと思います。
作画の癖に関しては置いといて、2話で主人公の信長が お世話になった「兄ちゃんたち」と別の大学に行く選択が気になりました。セリフ選びもありますが ちょっと分かりにくい。あと今の時点で 駅伝である理由が分からないです。長距離を走るならマラソンでも良い気がしますし、「駅伝」の良さを早々に示してほしいです。
ピングポング:
予告でタイトルを見たときは なんて平凡な……と思いましたが、まさか「顰愚碰喰」という当て字があることにびっくりしました。卓球デスマッチというのもなかなか面白くて1話は楽しめました。
作画が危ういところが気になりますが、個性的なキャラを出して頑張ってほしいです。ちなみに 第1話の作画の手伝いに「Dear Anemone」の松井琳先生が入ってたそうです。