一部のギャグ漫画や超大御所ONE PIECE等を除いて、1話につき19ページと決められている週刊少年ジャンプの掲載スタイル
一部のギャグ漫画の例(ロボコは15ページ)👇

しかし執筆スケジュールのひっ迫や外部展開のお仕事で既定ページ数を描き上げることが出来ず、19ページ未満で掲載されることが稀にあり、人はこれを減ページと呼びます。
以前はあくまで「稀に」人気作で起こる程度の認識でしたが、最近は何故だか作品の立ち位置に関わらず頻発しているように感じるこの頃

そんなこと感じていたら2026年34号はこのイレギュラーな事態がSAKAMOTO DAYS、WITCH WATCH、2年B組 勇者デストロイヤーずの3作品で起こりました。

この3作は減ページの頻度が高いですが、まさか同時多発減ページ(と名付けておきます)するとは……
以下ではこの減ページ問題について、上記3作を絡めて雑多に書いていきます👇
まあ完結近いし…サカモト&ウィッチ
まずはサカモト&ウィッチ


今、2026年34号を読める人はこの2作のページ数を数えながら読んでほしいのですが、サカモトは15ページ、ウィッチは17ページとなっております。
数えなくても巻末目次を見ると、サカモトは本編終了の次のページから作品のプロモーションで水増しされてて目次だけでは減ページとは分からないものの、ウィッチは1つ後ろに載っているハルフォとの間が18ページ(本編17ページ+宣伝ページ)しかないので減ページと分かります。

というかサカモトはページ数もそうなんですが、絵もかなり荒れてて…大丈夫かこれ。
出典: 鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社)

末期のゴンロンエッグを思い出します
一方のウィッチウォッチ、画風もネタも古臭さを感じさせないだけに意外かもしれませんが作者の篠原先生は1974年生まれで現行連載陣の中では最年長

30年近く連載してる尾田先生(1975年生まれ)よりも年上なのです

既に50歳を超えており、年齢を考えたらそりゃ減ページの2回や3回するよなぁと感じる次第。
ただ、この2作に関しては展開的に完結が近そうなこともあり、やることと言えば最後まで駆け抜けることくらいなので、減ページしたところで今後の執筆活動を心配する必要はあまり無い作品にも思えます。
しかし勇デスはそうはいかないのです
【本題】今後どうなる、勇者デストロイヤーず
⇧の2作品はもう終わるのを待つだけの身ですが、問題は銀魂作者の新作2年B組 勇者デストロイヤーず

同時多発減ページが起きた34号ではセンターカラーを獲得
ページ数を数えてみると

あれ?普通に19ページあるじゃん
と思われた人もいるかもしれませんが、センターはカラーイラスト&その裏ページのカラーと紙質が同じ本編開始部分は規定の19ページには含まれず、白黒ページの本編からカウントが始まります。
カラーイラスト 出典:空知英秋『2年B組 勇者デストロイヤーず』(集英社) カラーイラストと紙質が同じ本編開始ページ

電子版だとこの境目が分かりづらいですね
つまりセンターカラーを任された作品は、カラーページが表裏2ページ+白黒ページの本編19ページ=計21ページあるのが基本ですが、勇デスはカラーページ合わせても19ページということでやはり少ない。
そして33号と30号でも減ページになっているのでこれで3回目
同時多発減ページ時点で勇デスは13話目
13話目と言ったら、サカモトなら遊園地編が終わったあたりで、ウィッチならクックが「ハイミ@ちょっと低浮上中」さんだと判明したところ。
サカモトもウィッチもこの時点では減ページの気配は微塵も無かったのですが、勇デスは既に3度目なのです……
内容にしてもペン入れが簡素だったりコピペしてちょっとイジっただけのコマが散見され、やっぱり連載のペースについていけてなさそうな。
出典:空知英秋『2年B組 勇者デストロイヤーず』(集英社)

というか巻コメでも執筆が追いつかないであろうことに触れられています

こうして見るとセンターカラーのイラストも真っ赤な背景にキャラの立ち姿のみで手抜きに見えてきて、何もかもが執筆追いついてない要素に見えてきます。
総じてまだ10話代でこうとなると、人気の有無に関わらず連載を続けていけるのか疑問が湧きます。

編集部も連載の場に連れ戻したものの、扱いに困ってるかもしれません
まとめ
以上、気付きにくいけど割と重めな問題、減ページについてでした。
昨今はジャンプ暗黒期というワードが一層囁かれるように思えますが、個人的には連載陣の認知度や作品のクオリティだけでなく、こういった連載陣の活力とも呼ぶべき点でも暗黒のソレを感じるところではあります。
再三になりますが、完結に向かって突き進むだけであろうウィッチ&サカモトは良いとして、勇デスは始まってそんな経ってないのにこの状況だと今後の執筆も覚束ないんじゃないか……

銀魂みたいに諸般の事情で変則的な幕のおろし方をする未来もあるかもしれません
一体勇デスの完結は空知史(2026年21号参照)にどのような形で刻まれるのか。

それでは今回はここまで!

ご愛読ありがとうございました!!





COMMENTS
勇デスはもう早めに終わらせてやれよ…と思うのは自分だけだろうか
巻末コメントからの邪推だけど、連載開始したの空知先生の本意じゃなくて編集部が無理に引っ張り出した可能性が高そうだし、これ以上続けて本気で先生の体調に問題が出てくる前に終わらせるべきじゃないかと思う
こんだけ大変そうならさっさと終わりたいとか思ってそうだしな
長くはなかったとしても一応連載はしたんだから頼まれたと思われること自体ができてはいるわけだし
さすがに今回のセンターカラーイラストはちょっとやばそうか…って思ったね…
ここまで大変だと全然サム8や呪術廻戦みたいに原作って立場じゃいけなかったんかな〜…
話自体は好きなのでワンピース、カグラバチ、勇デス、その他で
月1休載ローテーション組む体制作って欲しいな
ちなみに『SAKAMOTO DAYS』の鈴木祐斗 先生は、wikiによると1993年7月生まれで
現在33歳ですね。もちろんアニメ化、実写化、その他グッズなどの展開で
連載以外のお仕事も増えて大変だと思いますけど…
週刊連載だと、アシスタントさんも付きますよね(『ゴンロン・エッグ』とか)
すべての連載陣(原作・作画を分業している作品も)の作家さん、編集部の
皆さまのご健康をお祈りいたします
センターカラーを多く担当してくださった『アオのハコ』が完結した今、
合併号以降はセンターカラー2本(うち1本は読切)を覚悟しています
ONE PIECEも地味に減ページが多いんですよね
話が進んでないように感じるのは休載が多いのと減ページがあるからってのもデカいよなぁとなる
勇デスはどうせ逝くから完結近いサカモトウィッチと同じ扱いでヨシ(適当)
4コマバンクシー…こんな時君が居てくれたら…
昔から思ってたけど(決まりではないけど)週刊連載は何歳までやるもんなんかな
例えば井上雄彦先生の場合スラダン連載終えてからジャンプで週刊連載やってないよね
鳥山先生もDBを無理矢理続けさせられた事で漫画描くの嫌になったと聞くし
そう考えると40年休載なしでやってきた秋本先生は化け物やな…
連載開始当初は書き溜めスタートだったが30回目くらいまでが1番厳しくてもう1〜2時間しか寝れず、それでも終わらない。このままじゃ一週間で1話を描けないとスケジュールを立てるように。
ペースが出来上がってきたのはテクニックを身につけたりした1年くらい経ってから。
とのことですね。
荒木飛呂彦が週刊やる体力はないと月刊に移った時は45歳くらいだったから大体これくらいで引く感じですかね?
思うと大体の漫画家がいわゆる才能が枯れた扱いされるのってこれくらいの歳だと思いますし
減ページによる代打の読み切りが載るのは仕方ないとはいえクオリティどうなってんだありゃ
金太郎飴の如く量産される退魔か寒いギャグばっかじゃん
長年ジャンプを支えてくれた先生たちももう決して若くはない人が増えてきたことを考えると、そろそろベテランばかりに頼らず若い作家を積極的に起用していくべきじゃないかと思うかな
篠原先生も流石にウィッチ終了後にもう一度週刊連載できるほどの体力はもう無いだろうし、逃げ若を終えた松井先生も同様だろうし
でもさースケダンから大分経つにも関わらず作画安定してるの普通に凄くね?とは思う
他所だけどマガジンの瀬尾先生も(働き過ぎの印象があるがそれに関わらず)作画安定しとるからな
アオのハコは劣化したのに
間に彼方のアストラも挟んでるけど作画はマジで安定してる
コナミで数年働いてから30手前で漫画家はじめて成功したのは伊達じゃない
というか篠原先生、空知先生より年上だったのか…
空知先生の元アシスタントって聞いてたから、勝手に空知先生のが年上だと勘違いしてたわ
もう筆が早そうなキヨシとしのびに毎週増ページしてもらうしかないやん…
単行本売れない分、原稿料多めにあげないと可哀想だしね
ほなまた2週連続センターカラー頼むか…
この2作は、キツい言い方ですが単行本がバカ売れすることはもう無さそうですからね
アンケは取れてるなら、せめてカラー要員として貢献してもらいたい
4コマバンクシーを召喚する時だ
ウィッチは置いといて、面白いと思う話が描けないから時間がかかって減ペになってる可能性あるよね
蛍籠ほどではないけど、サカモトと勇デスは面白くないもん
こんな時、サクッと読めて劇中劇の4コマとストーリーでクスッと笑える丁度いい4ページくらいの漫画があればな……