週刊少年ジャンプで連載中のツーオンアイス。
他媒体での掲載や(下記記事参照)、掲載順が際どいながらの『第二幕』の開始、たっくんの過去編がXでトレンド入り等々ファンに「実は打ち切りにはならずに続くのでは…?」と期待させる要素はあったものの「あ、コレやっぱアカンわ」と思わせる出来事があったので詳しく書いていきます。
現実はあまりにも厳しい…
作中屈指の名場面
悲しきモンスターイケメンことたっくんがペアに転向。
業界がざわつく中、主人公ペアはたっくんと競うよなことはせず、自分たちの世界を見てもらおうと今後の誓いをたてます。
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
そして時は過ぎ選手権が開幕。
我らがたっくんはトライアウトで選ばれた夢見系女子とペアに。
この子をファンの叩きの的に仕立て上げ、たっくん節全開で会場を掌握。
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
この辺はかなり見応えがありました…!
完全アウェーな空気の中、主人ペアの演技が始まります。
ただの“Two” じゃねぇぞ…
演目はAtlas:Two
誓いどおり、たっくんのペースに呑まれず「二人だけの世界」を披露する二人。
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
そしてここから連載の希望を絶やす問題(?)のシーンが…
でもただのTwoじゃねぇぞ…
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
相手を助け、支え、愛を与えることに至上の喜びを感じる人…
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
ヘルパーやギバーの意味の2、“ツー“オンアイスだ!!
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
ド級にエモーショナルなタイトル回収が入りました。
たっくんの演技との対比や👆の喜び合うコマも含めて、かなりグッときました。
しかしこの時期にこの掲載順でタイトルが回収されるということは、既に打ち切りが決定し作者が温めていた設定の開示に入っていると言えます。
エモい描写に惹かれてばかりではいられません。
ちょうどツーオンアイスと入れ替わりで終了した昭和×ボクシング漫画も圧倒的熱量のタイトル回収を行い、打ち切り界の伝説となったこともあり、タイトル回収というイベントそれ自体に打ち切りフラグの香りを感じてしまいます。
出典:雲母坂盾『ドリトライ』(集英社)参考資料
ただツーオンアイスに関していえば、あと数話あれば過不足なく回収できて終わりそうなので、体裁としてはかなり良い形で終われるのではないでしょうか。
ドリトライの五光とか名前だけ出して終わりましたからね
なるようになってしまったら、原因の考察等総括記事をアップしようと思います。
ちょっと余談
最後の最後でゴミ女ちゃんがたっくんにアタックしてましたが、これどういう引きなんでしょう(゜゜)
自身の狂信者を探すたっくんと、信者を自称するゴミ女ちゃんでペア結成になるんでしょうか??
それを描き切るほどの連載期間が残されているのか……
出典:逸茂エルク『ツーオンアイス』(集英社)
ご愛読ありがとうございました!!
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